5分で読めるメダリーグ1000位到達への道 ④フルチャージ対策とリーダー推理
今回は、私がメダリーグピリオド103で集計したレジェンド帯100人分のデータを元に、フルチャージ対策とリーダーの推理法を解説します。しっかりと統計をとったデータではありませんが、参考になりましたら幸いです。
1.フルチャージ対策
チャージゲージ(CG値)を100%にする「フルチャージ」は、使用後すぐにメダフォースを放ったり「ゴースト」などの威力を高めたりできるため、レジェンド環境では約30%のチームに採用されるメジャーなパーツです。
攻撃的な対策としては、CG値100%の相手に大ダメージを与えてCG値を0%にする「オーバーチャージ」が筆頭です。また、相手のCG値が高いほど威力が上がる「アンチCG」や「ACGショット」も有効です。
いずれもレアなパーツのなため、これらがない場合は、「ディスチャージ」や「チャージドレイン」でCG値を下げてメダフォースの発動を防ぐ、フルチャージをもった機体を集中攻撃する、フラッシュやフリーズで行動を妨害するなどで対策しましょう。
2.相手のリーダーを見つける
たとえ総合的な戦力で劣っていたとしても、リーダーに火力を集中させられれば勝利をもぎ取れます。また、メダリーグで上位に入るには勝利回数が重要なため、試合時間を短くする意味でも、リーダー推理は必須スキルといえるでしょう。ここで紹介するのはあくまでも個人的な考えであるため、実践しながら自分なりの感覚を身につけていただければ幸いです。
基本的には、最後の1体になっても勝ち筋のある機体がリーダーであると考えます。たとえば、味方を蘇生できる「リバース」をもった機体は高確率(86%)でリーダー機ですから、最優先で倒すべきでしょう。
また、フルアタ構築では、頭部に高火力で複数回使えるパーツ(パラレルデウスのハイパービーム、ナインズリーダーのゴースト、ブラックメイルXのアンチCGなど)をもつ機体がリーダーである確率が比較的高いです(42%)。
逆に、デメリットが大きく低火力なフラッシュやスリップを高速で使う機体は、冷却中に攻撃を受けて倒される危険性が高いため、リーダーである可能性は低いです。
加えて、上位層になるほど、前回解説したターゲット誘導を意識していることも考慮しましょう。レートが高い相手とマッチングしたときは、「充填・冷却・装甲が高い脚部パーツや、装甲が高い腕パーツ」を装備した機体を狙うことで勝利をつかめるかもしれません。とくに、すべての能力が高いうえ浮遊のため地形を選ばず、停止症状を防ぐ脚部特性「スーパーアーマー」も強力なアルテミスの脚部パーツ「フィランソロピー」は、リーダー適正が非常に高いため、その他の要素と合わせて検討材料としましょう。
これは、女性型限定・フィールド砂漠のメダリーグで私が使用したチームです。リーダー推理を実践してみましょう。
最速でディスターバンスを使うために飛行パーツを備えた左の機体は、アンチエアで一撃死する危険が高いうえ、生き残っても攻撃手段がないため、リーダーの可能性は低いといえます。
中央と右の機体はどちらもリーダーの適正が高そうです。しかし、中央の機体はハイパーミサイル、アンチエア、フリーズショットと、火力はさほど高くありません。こちらに妨害クリアがあり、飛行パーツの機体が少なければ、放置しても痛手ではありません。
まずはサクリファイスとゴーストを備えた高火力な右の機体を片付け、安全を確保したあとに中央の機体を狙ってもよいでしょう。
参考文献
*メダロットS 攻略wiki
https://wikiwiki.jp/meda-s-5ch/