【負けながら覚える】day195
最近、運動」と「人前で話す」
この2つに関しての話題が多いですが、
今日も絡めた話題です。
一昨日の朝、駅の階段を上り下りしている
時に、フッと湧いてきたことを書き留めて
おきます。
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「小さな身体で力士を目指す」
という比喩表現、これは、
相撲など、スポーツで考えると
分かりやすいです。
一般に、相撲は体格に恵まれた肉体を
元々持っていた方が競技に有利に働きます。
私が中学高校で取り組んでいた
バスケットボールもそうです。
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今年12月3日映画が公開予定の
スラムダンクでは、主人公の桜木花道は
最初からダンクシュートを決められるほどの
身体能力を持っていました。
当然のことながら、花道の能力を持って
しても、ドリブルやパス、リバウンド、
レイアップシュート(桜木言語で庶民シュート)、
ジャンプシュートといった基本を1つひとつ
身につけていったからこその、短期間で
あの大活躍がありました。
恵まれた肉体を最初から持っていないのに、
桜木花道と同じ練習をしていたら、
勝ち上がっていけません。
しかし、桜木のような天性なものを
持っていなくても、スラムダンクには
チームの勝利に貢献する、
魅力的なキャラクターがたくさん登場します。
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たとえば、桜木と同じチームで、
赤木の同級生、湘北の副キャプテンの
木暮公延・あだ名はメガネ君です。
身体能力値は花道と比べるとそれほど
高くないと思います。
しかし、彼は湘北のキャプテン赤木の
夢である全国制覇への熱い想いを他の
誰よりも強く感じています。
リーダーの身近にこんな理解者が居たら、
絶大な安心感ですし、チームの求心力に
大きな役割を果たしています。
チームの精神的支柱となるだけでなく、
メガネ君はコツコツと努力を積み重ねて
いるます。それゆえ短時間かつ途中出場で
ポイント的役割で試合に出場しても、
結果を出すことができます。
もし、メガネ君が花道の身体能力だったら、
チームでの役割は違っていたかもしれません。
そもそも、後から花道の入る余地は
なかったかもしれません。
「もし、〜だったら」と無いものを望んでも
無いものは無いんです。
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持って生まれたもの、プラス、その時、
手にあるもの、すなわち手中のトリを
最大限に生かす。
そうして、道を切り拓いていくことが
バスケで言えば勝利、人生で言えば
幸せにつながります。
恵まれた肉体を持って勝ち上がって
いけず、小さな身体で力士を目指すような
状況では考える種蒔き、工夫の上に
努力が必要になります。
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私で言えば、「運動」「人前で話す」
この2つにおいて、負けながら相撲を
覚えてきたことはちゃんと今に
つながっています。
負けながら相撲をとり続けられるのは、
そこに強い感情にひもづく目標があり、
思い続け、行動し続けているからです。
これは10年20年スパンで取り組んでみて、
後付けの学びとして実感できるものなの
かもしれません。
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◯昨日の永田町昼散歩メモ
憲政記念館近くまで散歩しました。
混雑しておらず静かだったので
売店の店員さんに話しかけて少し
話を聞きました。
売れ筋商品は「岸田首相就任記念の
まんじゅう」任期中は売っているそうです。
憲政会館には、国会の本会議場を
4分の3スケールで再現したコーナーが
あります。内閣総理大臣が演説する映像を
議席に座って見ることができ、
自由に写真も撮れるそうです。
人前で話すことのイメージづけも兼ね、
今度行ってこようと思います。
できれば夏休みの子供向け展示が
やっている間に。。。
8月31日はお休みだから、行くなら今週。
明日かな。。。
※憲政記念館について(衆議院ホームページより)
憲政記念館は、1970年(昭和45)にわが国が議会開設80年を迎えたのを記念して、議会制民主主義についての一般の認識を深めることを目的として設立され、1972年(昭和47)3月に開館しました。