【夢・目標をマンガから深掘る】day150
少し昨日の内容の続きです。
メジャー、キングダム、ワンピースを
頭に浮かべて、共通項を感じました。
次の4つに分けて補足情報を加えてみます。
(1)夢・目標
(2)指針とする存在
(3)場・仲間
(4)夢・目標を強化する別れ、
別れても変わらない夢・目標
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(1)夢・目標
それぞれの主人公は子どもの頃から、
大きな夢を持っています。
メジャーの吾郎は、「プロ野球選手」
キングダムの信は、「天下の大将軍」
ワンピースのルフィは「海賊王」
もう一つ出しておくと、タッチのタッちゃんは
「甲子園」
それぞれに、子どもの頃出会った、大人や
情景を見て描いた、最大級の夢・目標です。
(2)指針とする存在
それぞれに共有するのは、
目標の体となるような、指針となる存在が
いたということです。
メジャーはプロ野球選手である、
おとさん(お父さん)
キングダムは王騎将軍
ワンピースはシャンクス
(3)仲間・場
目標を設定して、それを具現化するに
具体的なステップとなる存在がいたら、
その後は、継続的に歩み続けていく、
仲間や場がいると力強いです。
吾郎やタッちゃんにはチームメイト、
信には秦王・政であり、飛信隊、
ルフィには、麦わら海賊団が
それぞれいました。
麦わら海賊団は皆それぞれに夢・目標を
掲げて、ルフィの海賊王の夢も共に見て、
応援しています。
目標を公言し、共有する仲間が目指す過程の
現在進行形でいることは大切です。
(4)夢・目標を強化する別れ、
別れても変わらない夢・目標
そして4つ目のこれは、後付けで気づいた
それぞれのストーリーに共通する構造です。
それぞれに主人公には掲げた夢・目標を
共有する存在がいました。
吾郎には幼なじみの寿くん。
信には漂。
ルフィにはエースとサボ。
それぞれ目標を共有し、共に目指す存在が
いました。
その過程で、それぞれ別れを経験します。
ストーリーの初っ端に死別という
最大の別れが来るキングダムも衝撃的でしたが、
一番の衝撃は小学生で見た「タッチ」でした。
タッちゃんの目標である甲子園は、
元々は突然の事故で急逝する双子の弟・
カッちゃんの夢でした。
カッちゃんの夢は、彼が亡き後、
「南を甲子園に連れて行く」という
兄の目標として引き継がれました。
それができたのは、カッちゃんが、
強く夢を描いて、公言し、兄にも共有
していた夢だからです。
だからこそ、急な事故でその夢を
双子の兄にバトンタッチすることになっても、
実現することができました。
夢を叶えるには、仲間の存在、それも近くで
同じ景色を見続けるような存在が、
できれば近くに、一定期間であっても、
近くで伴走してくれるような存在がいると、
より強化されるようにも思います。
そしてそういった時期を経れば、たとえ
タッちゃんとカッちゃん、
信と漂、
ルフィとエース、
吾郎とお父さん、
のように悲しい別れがあっても、
紡いでいくことができます。
掲げた夢はやっぱり出来るだけ言語化し、
共有した方が良いと思います。
話せるところから、話せる人にからで
良いと思います。
一人、また一人と語りながら進んで行くこと
で、その夢はより強化され、現実的なステップ
として、落とし込まれています。
「俺がやりたいことはこれなんだ!」と
日々言い切って、やり切って、足りなければ
軌道修正して、全力で航海をしていきたいと
思います。
「夢・目標」そしてできればそれを
肉付けする具体的な存在。
「場」「仲間」この3点セットは
目標達成系の漫画アニメの物語の構造にも
共通するように、マストと言って良いと
思います。
そしてさらには、大切な存在との
別れを経験すると、感情に紐付き、
強力な肉付けがなされます。
だからこそ、プロ野球選手も、海賊王も、
甲子園、天下の大将軍も、たとえ別れが
あったとしても貫きたい思い願いの強さ故、
歩みを留めることはありませんでした。
そんな人生を通貫する夢・目標を大切に
したいと思います。
漫画やアニメを通してここまで夢や目標を
深めることができるのも、日々、
夢・目標を目指すにおいて、
足りない”何か”に気付いて、それを解決する
ために奔走する微差の毎日を積み重ね、
綴っているおかげと思います。
ここからが本当のスタートですが、
しっかりと自分の言語体系を編み上げて
いきます。
「氷見でやり残したことがないか」
という問いを受けて、名残惜しい氷見の
景色を見ながら、そんなことを考えて
いました。
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