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【微差の積み重ねで苦手克服】day192

【微差の積み重ねで苦手克服】day192

今日も小中高の学生時代の出来事を
振り返っての気づきです。

day190、191で触れたように、私は
得意を生かすより、苦手克服型の人生を
歩んできました。

「人前で話すこと」「運動」かつての
二大苦手を克服するために学生時代の
全てのテーマや活動があったように思います。

こち亀の両さんのような、
朝ドラのヒロインのような、
たわいもない繰り返す日々の1ページに
思えても、全ては自分人生劇場の壮大な
プロジェクトですね。

人前で話すことについては、
2つほどエピソードを紹介。


「かけ算九九を言えるようになったら
みんなの前で発表しましょう」と
先生からクラスで呼びかけがありました。
小学校で九九を習うのは小学2年なので
この頃の話です。

九九を言えるようになった人は、
手を挙げて、朝の会や帰りの会の時間など
に順番にクラス皆の前で披露して行きます。

私は、国語と算数は、幼稚園の頃から
公文式をしていたのでかけ算は割と早めに
繰り返し練習していて、先生から呼びかけが
あった頃にはほぼ言えるようになっていました。

しかし、私はすぐに手を挙げることは
しませんでした。
いや、出来なかったのです。

最後まで言えずに失敗したらどう思われる
だろうか。
最初に手を挙げるのが怖い。

そんな、不安や恐れが先行して、
私は当時、朝も帰りも、
手を挙げようとしていつも挙げることが
できずに終わる毎日を積み重ねて行きました。

その当時の手に汗握った感覚、
手を挙げたいのに挙げることのできない
感覚、フラストレーションは、
今でも思い出せます。

周りの友人達は1人、また1人と手を挙げて
九九を言っていきます。
中には、勢いよく手を挙げるも、
九九を最後まで言い切れずに、
「また明日頑張りましょう」となり、
失敗するケースもありました。

1日数人ずつ言えるようになっていった
ので、10人ほど言えるようになった
1週間ほど経ったタイミングでしょうか。

私は意を決して、手を挙げることに
成功します。
指名されて、頭は真っ白、手汗だらけで、
かなり緊張度合いMAXだったと思います。
その状況でも最後まで言い切れるように
その1週間で練習はしてきました。
無事に最後まで九九をクラスみんなの前で
最後まで発表することができました。

小学2年生だと、早生まれの私は
おそらく7歳。
その頃から自分の苦手や弱みを嫌ほど
自覚していました。


人前で話すことも、運動も、
なかなか周りと同じようにできない。

だから、どうしたら人前で話せるか、
もっと言えばどうしたら、
近所の人に自分から挨拶ができるか、
友達を自分から遊びに誘えるか。

運動なら、どうしたら縄跳びが跳べる
ようになるのか。一輪車が乗れるように
なるのか。竹馬ができるようになるのか。
うんていができるようになるのか。
やってみても、最初からすんなり
出来たことが1つとしてなかったように
思います。

幼少期の私は、これらの課題克服に
ずっと悩んでいたように思います。

人前で話すことができない課題は、
のちに中学の部活でバスケットボールに
取り組む中で積極性を身に付ける中で
解消されていくことになります。

赤裸々に語れる最初の記憶が先ほどの
九九エピソードの小学2年ですが、
人前で話せない記憶は実は幼稚園時代にも
あったりします。


鮮明に思い出せる記憶としては
小学5〜6年頃、国語の時間の話です。
これが2つ目の人前で話すことについての
エピソードです。

長くなったのでザックリ書くと、
国語の授業で、教科書の物語を読んで、
感想を発表しようというものがありました。

みんな思ったことを自由に発表するのに、
私は発表することが浮かばず、
手も挙げられませんでした。

私が発表いないことに気づいた先生が、
私を指名しました。
私は何も言葉を発することが出来ず、
顔を真っ赤にして泣いてしまいました。

先生も困ったことでしょうし、
周りで見守ってすれたクラスメイトも
「そんなにむずかしく考えずに
何かしゃべれば良いのに」と思ったこと
でしょう。

それができなかったのが、私の幼少期でした。


運動と人前で話すこと、
この2つは幼稚園時代から続く、
私の克服テーマだったのです。

以来、ずっと考え悩み続け、取り組み続けた
時間、微差の積み重ねで、徐々に
苦手克服傾向にベクトルが向かい続けました。

幼稚園時代からだと、年少から入っているので
4歳頃ですね。
その頃から持ち始めた苦手意識からの
できないストレス。
そのストレスと長い目で見て、上手く付き合う
ことに成功したのでは無いかと思います。

もちろん、周りの大人や友人たちのサポートが
あってのことで、感謝です。

今では、運動も人前で話すことも得意とまでは
行きませんが、苦手意識をそこまで持たずに
フットワーク軽く向かうことができます。

人生においても、仕事においても、
課題や苦手があり、その克服が人生における
幸福感に繋がることが明確であればある程、
そこにリソースを投下することが
大切になってきます。

限られた時間の中で、何にどれだけ時間を
使うのか、これは本当に難しい課題です。

本当に悔いなき人生を送れるよう、
大切なことに時間を使えるよう、
今日もよく学び、よく考え、よく動き、
元気に、精一杯進みたいと思います!

朝からガッツリな写真ですが、
昨日のランチは吉祥寺で天丼を食べました。
美味しく、満腹になり、
昨晩の夜ごはんは…青汁だけですね(^◇^;)

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