推し本を紹介させてくれ!! 『七色スターズ!』シリーズ/角川つばさ文庫
特別な才能を持つ生徒だけが入学できる学園に、なぜかふつうの女の子が合格しちゃった⁉︎
しかも、ヤバすぎる特別授業で赤点をとったら国外追放⁉︎
あらすじや帯の煽り文に釣られ、ページをめくったら最後、止まらない!
心揺さぶられる物語が、ここにある……!
今回紹介するのは、『七色スターズ!』深海ゆずは先生作。桂イチホ先生絵。角川つばさ文庫から①②巻が発売中!
こちらが、角川つばさ文庫公式サイトのあらすじ(80ページまで試し読みもできてしまう!)
軽い気持ちで読みはじめたら、感情のジェットコースターに強制乗車させられたあげく、あと残り○ページしかないの⁉︎ いやだー! 終わって欲しくない〜〜!!って、数ページ進むごとに嘆いちゃう。
一冊の中で、何度も胸が熱くなるシーンがあって、友達や仲間のために命がけでがんばる主人公たちに、涙を流さずにはいられない!
もちろん熱い友情だけじゃなくて、ラブコメ要素も満載!
爆弾解除に夢中になってすっかり油断していたけど、後半の恋愛要素は心臓に優しくなくて、本を閉じていったん休憩してから、気合を入れて読み直した。
作中に出てくる言葉も名言ばかりで、とにかく刺さる。
キャラクターも魅力的で、推しが見つかること間違いなし!
以下、個人的な推しポイントを交えたキャラ紹介!
主人公の落葉は、自分になんの才能もないと思っている女の子。だけど困っている人のために一生懸命になれるがんばりやな子で、とにかく応援したくなる!
学年ビリの成績で入学したことで、ほかの生徒からは見下されてしまうけど、三人のメインキャラだけは、落葉の良さに気付いて友達になる。みんな見る目あるね!
学年一の美少女こと花火ちゃんは、優等生だけど不幸体質。そのせいでみんなを巻き込んでしまうと、みんなの輪から一人離れることを選ぶんだけど、そこに落葉が現れて……。1巻、85ページのイラストとシーンが大好きで最高だから、みんな読んでね!
(私は落葉と花火ちゃんのコンビが一番好き! みんなも推しのコンビを見つけよう!)
イケメン天才少年こと無道くんは、由緒正しき俺様キャラ! 落葉に対して「今からおまえは俺の子分な」とか言っちゃうけど、天然で真っ直ぐな落葉に翻弄されて取り乱しちゃうところが、とにかくかわいい。天才ゆえに他人に冷たい一面があるけど、落葉のことはなぜか率先して手助けしてくれる。(今後理由が明かされるのかな?) 主人公だけは特別なやつ! そして、個人的に顔がタイプ!
キラキラ王子こと春人は、作中で一番に落葉に会う男の子! “一番”に! 会うの!! ネタバレになるから言えないけど、最後まで読んだら、冒頭の二人の出会いが愛おしくなること間違いなし! (彼に関しては、ネタバレになるから言えないことが多くて歯がゆい……)
語りたい場面はたくさんあるけど、ネタバレにならない範囲で言うと、キャラが覚悟を持って何かに挑戦する場面や、友達や仲間のために自分の大切なものを賭ける選択をする場面って、ほんと最高だよね! ってこと。
1巻は脱出ゲーム的な要素があって、そういう話が好きな人も楽しめるはず!
児童文庫は文字数が少ないから、一冊一時間くらいでさくっと読めちゃう!
そして、まだ2巻までしか発売されていないから追いつきやすい!
そんなこんなで衝動のままに書いてみたけど、魅力が伝わりきっていないと思うので、ぜひぜひ読んでみてね!