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2018年のこと

年末が近づいてきて、今年のことを思い返すことが増えてきた。渦中はいろいろ悩んだりしたことも、ふしぎと年末だと受け止める余裕が出てきたりする。で、どうだったわけ今年?と、バーカウンターで自分と話すような感じ。ちゃんと自分の話を聞いてあげなきゃね。

ぼんやり日々生きていると、「あれは今年のことなのか?」とか、「今年だと思ったらもう2年前か!」とか、よくわからなくなっちゃうんだけど。ツイッターでも、スケジュール帳でも、なんらか記録しておくことのたいせつさも感じてる。そんなわけで厳密に今年のできごとすべてとはいかないけれど、大きな意味での振り返りをしている近ごろです。

2018年、新しい場所に行くようになって、新たに誰かと出会う中で、30代になったにも関わらず「何者かになろうとする気持ち」を捨てきれていなかったんじゃないかと思う。直接そう思うわけじゃないんだけど、結果としてそうだった。いろんな目にふれることで、自分をいろんな角度から見すぎてしまって、今となっては悩まなくていいようなことで悩んでいたような。

だけどそのことをむだだとは思わなくて。どんな道も、もしかして遠回りでも、歩かないとわからなかったことも、たくさんある。そして、どんなに歩いてもやっぱり全然わからないことも、ある。

今のわたしは、「そんなにすぐ、わからなくてもいいのだ」と心から言える。これは2018年に得たおおきな変化だと思う。

自分が、自分でしかいられないことも、いやというほど思い知った。これはいろんなことにチャレンジしてみて、ことごとくだめだ!となった結果、帰ってきてみたら「ここにあったじゃん」というような、気づき方だった。「週刊サチコ」を書くことで、より明確になったことでもある。

ほかにも、

「今」を意識するようになった。
以前より映画をみるようになった。
たくさんだいすきな人がふえた。
仕事で、リーダーになった。
山に登るようになった。

ぱっと思いつく変化は、こんな感じ。
そして、これからあるといいなあと思う変化は、こんな感じ。

だいすきなものに時間やお金をちゃんとかける。
一緒にいきていくものを真剣に選ぶ。
こだわりをどんどんすてる。
お仕事の、段取り上手になる。
地図の読める女、火のおこせる女になる。(いくぜキャンプ!)


「で、どうだったわけ?今年」

と、改めて自分に聞いてみる。カウンターに並ぶわたしは、満足げに笑っています。

うれちい