Kindness kill

嘘をつかれても、自分の優しさが無下に使われても、辛いことを言われても、私はやり返してやろうとか、こいつを不幸にしようとか、嘘をつき返そうとか思わず、真っ直ぐ相手と向き合っていきたい。
私のまっすぐさについてこれる人だけ私の周りに残ればいいと思う。
私は自分の優しさで、私を傷つけた人たちに小さな浅い擦り傷みたいな傷をたくさん残してあげたい。
何をする時もその小さな傷の痛みで思い出せばいい。

辛い思いをして死んだ私は何人いるんだろう
あと何人死ぬんだろう
人は自分で気づかない限り変わらない
他者がなんと言おうと1ミリも響かない
優しさに気づけない
哀れな生き物
この世で最も哀れで醜い
それは知性を持った大きな代償
寝つけないとき目を瞑るとよく思い浮かぶ
泳げずにプールの中に引き摺り込まれる自分
傷ついて死んだ自分の死体の山
今もどこからか血を流しながら歩いている自分
一体いつ血は止まる？
いつ陸に上がれる？
上がったと思ったのに、逆にもっと傷を負っただけだった。

「物分かりが良くて都合がいい子」
そんなのわかってるよ
だってそれを演じてるんだから
都合がいいといいでしょ？文句も言わないし、アホっぽいし、頼んだらなんでもやってくれる

ぜーんぶ演技だけどね、それをやってる理由は何もないよ
やってあげたいとか大切とかない
何も考えてないよ、ただ苦しめばいい
逃した魚は想像以上にでかかったってことに