子育て応援~やさしくしていいです~
こんにちは!Cho-bitです。
Cho-bit自身が多忙で、空いている時間は体力気力の温存に使っていたので、
久々の記事となりました。
温存できる幸せをかみしめつつ、温存すらできない状況にある親御さん方に思いをはせ、応援の意味を込めて、少しずつではありますが、お伝えしていきたいと思います。
さて、今日は「しつけ」のお話です。
これ、永遠のテーマじゃないかと思います。
たったひらがな3文字なのに、なんと広く奥深いものでしょう!
憎いですね、「しつけ」。
親となった私たちも、かつては「しつけ」られる側でした。
中には、理不尽と思われる「しつけ」もあったことでしょう。
もっと、キチンと「しつけ」てくれていれば、恥をかかなかったのに、と思うこともあるでしょう。
それだけに、いざ、我が子に「しつけ」しようと思うと、
単純に、良し悪しだけでなく、親御さんの後悔や傷つきなんかも絡まってきて、とっても心を揺さぶられることになるのです。
さらにさらに、私たちが生活する社会のルールにのっとった「しつけ」が必要なワケで、いろんな価値観があったり、物事の良し悪しだって、ものすごいスピードで変化しているので、子育て中の親御さんにとっては、迷路のように感じるかもしれません。
細かいことはいろいろあるけれど・・・。
Cho-bitが、いろんな親御さんとお話しして思うこと、伝えたいことは一つです。
やさしくしてもらった子は、やさしい子になる。
ってこと。
一生懸命子育てしている親御さん。本当に頑張ってると思う。
立派にしなきゃ。
善悪が分かる子にしなきゃ。
将来困らないようにしなきゃ。
だから、時に厳しい言葉をかけたり、同じ行動をやり返してみたり・・・。
でも、厳しくすればするほど、同じことをやり返すほど、状況はどんどんひどくなる。
そうやって、一生懸命なのに苦しい気持ちになっている親御さん、たくさんいらっしゃいます。
みんな迷ってる。
みんな困ってる。
「やさしく言ったら、やさしくしたら、ルールを守れない子になりませんか?自分で何もできない子になりませんか?」
って聞かれます。
その気持ち、すごく分かる!!
不安だよね。甘やかすとダメな人間に育つんじゃないかって思うよね。
我が子には、困らないで生きていってほしいって思うよね。
だから、一生懸命「しつけ」に悩むんだよね。
でもね。そんなこと、ないよ!!!
理屈で言うと、子どもって学習する生き物だから、キツく言われたらキツくいう事を覚えます。
自分でやりなと突き放したら、お友達にも突き放すかかわりを覚えます。
たくさんのお子さんを見てきた感覚で言うと、
やさしい言葉をかけてもらった子は、やさしい言葉をかけられる子になります。
たくさん助けてもらった子は、たくさん助けられる子になります。
だからさ、いいよ。
「やって」って言われたら、やってあげたらいいじゃん。
ダメなことしたら、突き放すんじゃなくて、「こうしてね」って伝えたらいいんだよ。
もっともっと小さい子には、ダメなことはできないようにしてあげて、怒られないようにしてあげればいいのよ。
その分、親御さんの負担は増えるかもしれない。
イライラすることもあるかもしれない。
そしたら、休んでほしい。
周りの人は助けてあげてほしい。
親御さんに差し伸べられるその手のやさしさも、子どもは感じて育っていくから。
やさしくして、よし!!!
あっ、ひらがな3文字って言ったけど、
「しつけ」は「躾」って書きますね。
身を美しくする。
どの時代でも、我が子への思いは変わらない。
そんな歴史を感じます。
深いな・・・。