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1939年ジョン・フォード監督の西部劇。
この映画についてはくどくど説明する必要はないだろうが、町から町へと移動する際の移動手段だった駅馬車に乗り合わせた人々の人間模様と、アクションシーンをからめた作品だ。
好き嫌いはともかくとして、映画ファンなら一度は見ておいてほしい作品といえる。
後半のアパッチ族の襲撃シーンが特に有名。駅馬車が引用されるのはほとんどがこのシーン。スタント、カメラワークともに秀逸で、どうやって撮ったのかよくわからない。
最後に決闘シーンもあるが、ほとんど描写がなく、銃声のみ。
先住民族が野蛮人のように描写されており、批判の対象になっている。その点はなんとも言えないが、本作がハリウッド映画としては素晴らしい作品であることは疑いようがない。
駅馬車の乗客たちのそれぞれの人間模様が描かれており、人間の光と闇がきちんと表現されている。
そして最後はハッピーエンド。
時代が変われば価値観も変わる。当時の価値観ではこれでよかったのだという前提で見ることをおすすめする。
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