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フィールド・オブ・ドリームス

非常に有名な作品だ。昔見たことがあるかもしれないが、全く覚えていない。
ケヴィン・コスナーが主演で、レイ・リオッタも出ている。レイ・リオッタが素晴らしい。

主人公はなにものかの声に従って、とうもろこし畑をつぶして、野球場を作る。
そこに、過去の有名な野球選手たちが現れる。

野球は、時間を超えて語り継がれる偉大なるスポーツだ。そんなテーマがある。

ただ、本作ではいろいろと気になるところがあった。幽霊として現れた野球選手たちは球場から出られないルールになっているようだ。しかし、ある選手は、球場の外、かなり離れたところからヒッチハイクをして球場にやってくる。

特定の人物にしか幽霊の野球は見えなかった。しかし、娘が「大勢の人間が野球を観にやってくる」と予言する。そして、実際にたくさんの人々が車で球場に訪れる。誰に聞いたのだろう。そして、来場者たちに幽霊の野球が見えるのか。つけくわえるなら、その直前に、幽霊たちは「また明日やろう」といって帰ってしまっているのだ。試合が終わったあとに押し寄せた観客が、怒らなければいいが。

このように、アラの多い作品だが、アメリカではこの映画にちなんで、実際にとうもろこし畑を切り拓いて球場を作って試合をする、というイベントも開催されている。日本でも、王貞治や長嶋茂雄が田んぼを潰した球場で試合をするという映画があれば、往年の野球ファンは喜ぶだろう。そういう映画なのだと思う。

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