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能動的映画レビュー

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映画をただ観るだけでなく、能動的に観る。 参考になればうれしいです。
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#映画

「欲望の翼」(1990年)

これは結構難解だった。 恋愛の群像劇だが、男性俳優の区別がつかず、人物関係がいまいちわか…

「007 ドクター・ノオ」(1962年)

007シリーズの第一作。 今となっては古めかしいスパイ映画の雰囲気があるが、今の007映画のス…

「アビス」(1989年)

「ツイスター」(1996年)は本作の構成を真似たのではないか。 技術職の男と、男勝りな妻が命…

「パリ、テキサス」(1984年)

テキサスを放浪していたトラヴィス(ハリー・ディーン・スタントン)は弟のウォルト(ディーン…

「劇場版 呪術廻戦 0」(2021年)

楽しいエンタメアニメ。 虎杖悠仁が主人公となっている呪術廻戦の前日譚に当たる物語。 本作…

「ノスタルジア」(1983年)

タルコフスキーの作品をきちんと観たのははじめて。 ロシア人の詩人アンドレイは、自殺したロ…

「太陽の下の18才」(1963年)

1963年のイタリアは「奇跡の経済」と呼ばれた高度経済成長の時期だった。 本作はそんな状況が反映された、楽しい恋愛コメディ。 舞台はイタリアだが、フランス人女優カトリーヌ・スパークが主演。 ナポリ湾に浮かぶイスキア島にバカンスにやってきた若者たち。その中に二コラという青年がいた。一方、同じく島に訪れたフランス人女性の名前はニコル。名前の似たふたりは反発しながらも惹かれていく。 他愛もないコメディだが、能天気な楽しさがいい。 古い映画だと素直に楽しめる。今の時代もこの手の映

「クローバーフィールド/HAKAISHA」(2008年)

アイデアがいい。 舞台はニューヨーク。日本に転勤が決まった青年を祝うパーティ会場を撮影し…

「テルマ&ルイーズ」(1991年)

名作映画としてよく名前のあがる作品。 女性版「イージーライダー」(1969年)といった趣で、…

「ワールド・ウォーZ」(2013年)

おもしろいか、つまらないか、ということならそこそこおもしろかった。 ただ、ブラッド・ピッ…

「ツイスター」(1996年)

かなりおもしろかった。 製作総指揮にスピルバーグ。監督はヤン・デ・ボン。 子供の頃、竜巻…

「ALWAYS 三丁目の夕日'64」(2012年)

34.4億円。第二作よりは売り上げが落ちたが、それでも第一作よりは売り上げている。 前作は19…

「ALWAYS 続・三丁目の夕日」(2007年)

前作の1958年に続いて、1959年が舞台。 前作は興行収入が32.3億円、本作は45.6億円。 前作は…

「オデッセイ」(2015年)

2012年8月6日にNASAの火星探査車「キュリオシティ」が火星に着陸した。 個人的な印象だが、あのころから人々は火星に興味を持ちはじめた印象がある。有人・無人はともかくとして人類がアクセスできる場所としての興味だ。 もちろん、まだ人間が火星にいったことはない。それでもNASAや民間宇宙企業が開発競争を加速しているのを見ていると、近いうちにいけるのではないかという気がしてくる。 そのような状況で本作である。 火星に取り残された植物学者マーク・ワトニーがなんとか生き延びよ