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能動的映画レビュー

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映画をただ観るだけでなく、能動的に観る。 参考になればうれしいです。
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#アニメ

「ルックバック」(2024年)

すばらしかった。 東北地方と思われる田舎が舞台。 小学四年生の藤野は学年新聞に四コマ漫画…

「劇場版 呪術廻戦 0」(2021年)

楽しいエンタメアニメ。 虎杖悠仁が主人公となっている呪術廻戦の前日譚に当たる物語。 本作…

「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」(1984年)

うる星やつらは原作も読んでいないしテレビシリーズも観ていない。 本作は特殊な位置づけとし…

「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」(2023年)

これはすばらしかった。 前作でアニメの最先端を体感させてくれたが、今回は自らそれを上書き…

「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」(2023年)

人気ゲームの映画化というのはうまくいかない印象があるが、本作は大ヒットした。製作費140億…

リズと青い鳥(2018年)

「響け!ユーフォニアム 」というアニメのスピンオフ。自分は「響け!ユーフォニアム 」は観てい…

「スパイダーマン:スパイダーバース」(2018年)

2018年時点でこれがアニメの最前線だったのだろう。 なぜ過去形かというと本作の続編「アクロス・ザ・スパイダーバース」が完成したからだ。 ただ、続編は未見なので、今回は「スパイダーバース」の話をする。 テーマは「誰でもスパイダーマン=ヒーローになれる」という明確なもの。このメッセージは興味深い。ヒーローとは人気者のことだろうか。それとも、誰にも知られずに世界を救う人でもいいのだろうか。本作の中では定義はされない。ただ、昨今の世の中を見ていると、ヒーローは善意の人であり、人気

犬王(2022年)

コロナ禍で鬱屈した空気が蔓延した世の中に、なにか華やかなものを届けたい、といった気持ちが…

TVアニメ「鬼滅の刃」 無限列車編(2021年)

なかなかよかった。 先日、別のアニメを観て、そこそこおもしろかったが、物足りなさを感じた…

「ファーザー・クリスマス」(1991年)

世界中の人々に愛される作品を、そのまま映像化した、心温まるアニメ映画。なんの不満もない。…

サウスパーク/無修正映画版(1999年)

過激な下ネタで知られるT&Pというカナダのコメディアン。アメリカのサウスパークで、PTAに見…

「竜とそばかすの姫」(2021年)

メタバース関連の記事でよく名前が出てくる作品。 小生はメタバースを未経験なので、本作がど…

イノセンス

ひさしぶりに見返したが、なんとなく意味がつかめてきた。当時は難解な言葉を並べるだけで、地…

GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊

久しぶりに観返したら、ようやく理解できた。 webが、それこそ世界中に網を張り巡らした現在だから理解できた、というよりは小生の理解力が乏しいのだろう。 本作の敵は人形遣いと呼ばれるハッカーだったわけだが、実際には外務省が作成したプログラムだったということは、知らなかった。これは映画の中で説明していたのだが、わかっていなかった。人は自分が観たいものしか観ないし、聞かないということか。 おもしろいと思ったのは、「突如現れた人形遣いというハッカーを確保する」ためにはじまったとさ