「アナザーラウンド」(2020年)
マッツ・ミケルセンの超絶演技が本作の説得力を増している。
ぱっとしない人生を送っている高校教師マーティンとその仲間たちが、ノルウェーの哲学者スコルドゥールが主張している「血中アルコール濃度を常に0.05%に保つとリラックスした状態で気持ちを大きく持てる。体中に力と勇気がみなぎってくる」という説を実証すべく、アルコールによって、仕事の効率と意欲が向上するか調べる実験をするというもの。要するに軽く酔っ払った状態で仕事をするというもの。
やってみると、なかなかうまくいき、退屈な授