
私たちが政治を語らなければ…祟りじゃ~Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
政治のことを語るのはタブーとよく言われてきました。でもね、私はそれ自体に疑問を抱いたんです。だって、社会の中に生きていれば政治に常に行き当たるわけじゃないですか。
・おはようございます。テレビをつける。
☞「何だかつまらないな。欲しい情報がない感じ…」
☞テレビは放送法の管轄下☞総務省
・もうこんな時間。会社に行かなくちゃ。電車に乗る。
☞「え?定期代値上がり?何でこんなに高いの?」
☞国土交通省
・お昼だね。コンビニにランチを買いに行ってきます♪
☞係長「あ、派遣さん、私の分も買ってきて」
わたし「はーい。(…えー?嫌だなぁ)」
☞派遣労働者に業務以外の仕事をさせてはいけません
☞厚生労働省労働局
☞「(アルバイトの人、外国人だ)」
☞外国人の労働は法務省入国管理庁管轄
…などなど、もうお昼までで4つも政治課題に行きあたってしまいましたw
なのに政治のことを話しちゃいけないって変でしょ。
私達【国民は主権者】なのに!公民の教科書に書いてあったよ?
TryIT「中学公民」5分でわかる三権分立 より
んんん?
あのね、私、小学校で憲法について学んだ時からこの図、何かちょっと違和感があったの。この三角形が何かを想起させるのよね…
これだ☟
市報松江3月号 より
そう。今と昔ではちょっと教え方が違うみたいだけど、要はあの三権分立図は司法権、行政権、立法権の3つの権力の三角の中に国民が小さく存在しているけど、あの図を見ていると未だに日本が封建主義の統治機構の中にあるようなイメージが湧いてしまう。それ、違うんじゃない?
【政治を語ることはタブー】
と言う意識もこの排除の思想が根にあるような気がしてきたんですよ。
なので、これまで学校で習ってきた民主主義社会の日本における憲法に基づいた立憲主義と言う統治機構の考え方を使って三権分立の図を私なりに描き直してみました。☟
国民と三権の関係を中心に描いてみたけど、複雑でわかりにくいかもしれないのでこれを三権それぞれと国民との関係で分解するよ。
この図、何かに似てると思わない?そう、アレ…
陰陽道の太極図だ。
(…。それは陰陽師の安倍晴明をテーマにした清明を演じる羽生結弦)
結弦君はちょっと置いておいて、陰陽道の太極思想をよく表しているマンガのひとつがありますので、それをご紹介します。
美内すずえ「ガラスの仮面」より
https://www.hakusensha.co.jp/comicslist/40331/
美内すずえ先生の一大ピカレスクロマン「ガラスの仮面」の中の劇中劇【紅天女】(くれないてんにょ)ですね。
いえ、話が大分それました。ゆづもマヤのことも語る気はありません。話を元に戻しましょう。(神様の声聞こえてる人、戻ってきて(゚Д゚)ノ)
つまり、立憲主義は三権と国民はフラットな関係だと言うことですよ。国会議員は国民に選挙によって選ばれ、内閣は国会の承認をもって任ぜられる。最高裁判事も国民が審査によってその職を奪うこともできる。封建主義のようなピラミッド構造じゃない。フラットなんです。
国民(主権者)は憲法によって三権を縛り、三権は三すくみの構図で監視をしているのが【立憲主義】という統治機構なんですね。
もちろん、国民(主権者)は内閣の行いについて自由に批判も論評もできる。いや、むしろガンガン語らないといけないんじゃない?そうじゃないとこの陰陽道的太極図がバランスを崩してしまうよね。
多分、賢い国民の皆様はそれを理解していたから
と声を上げたのです。
政治を語ることはタブーではありません。むしろ政治を語らないことが禁忌(タブー)なんですよ。民主主義社会においては。ね?