陶酔

陶酔と言う言葉を知っていますか。
私は君の脳に限りなく近い場所であの歌を歌いました
口には決して出せない言葉を君の横で傍で。
ねえ、あたしのこと可愛いって本当ですか。
ねえ、あの子と全面戦争して私は勝てますか。
ねえ、審判って君ですか。
賄賂、渡してもいいですか。
君の排出する全てをあたしは受け入れます。
君が零してしまう白濁とした精液だって私の箱に閉じ込めてしまいたい。
結局、君と私というのは全く違う生き物で、私の気持ちと君の心には際限ないズレが生じている。
私はそのズレを気づかれないようにそっと埋め続けます。君の好きだというものが好きです。
但しそれを全面に出すのではなく君からこぼれる好きという気持ちを受け取り続けたいと思っています。そこからしか読み取りません。全てを分かろうだなんて、なんて人間で、小賢しいことでしょうか。
私は君に対して傲慢な態度など取りたくないのです。
私の願う君の幸せを叶えて欲しいと考えます。
私の気持ちには気づいて欲しいけれどそれに答える努力や面倒臭い物事は決してしなくていいのです。
君が思う楽な方法で私と一緒にいてくれるだけで私は幸せです。
君に負担をかけるつもりなどはありません。
だから、どうか。

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