2022年8月28日の朝日新聞より①
「天声人語」
〈政府の世論調査で、選択的夫婦別姓制度を導入することへの賛成は2017年には42%台だったが、昨年は28%台まで落ちた。その裏に質問内容の変更があったことがよく分かる。〉「旧姓使用」を選択肢として真ん中に置くことで、多くの人がそちらを選んだという。
とても考えさせられた。最初にすし屋のお品書きに松・竹・梅があれば多くの人が竹を選ぶという行動経済学の知見、「極端回避性」が紹介されている。そういう知識を下敷きに選択肢を作り、回答結果を左右することができる証左のように思えた。怖いことだ。
2022.8.28.Twitterより編集再掲