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ノルウェー・オスロ その2/オペラハウス 2024年12月31日
この記事を書いているのは2025年2月18日です
今日は二十四節気で雨水(うすい)、雪が雨に変わり大地を潤すようになるという暦だそう
どんどん季節が春に向けて進んでいますが、今週はまだ気温が1月並みに低く、外出のときはダウンが活躍しています
前回の記事を書いてからしばらく時間が経ってしまいました、、コンスタントに書き続けることの難しさを感じています、、
わたしが書く時は、気持ちが焦らずぼーっとする時間が必要なのかもしれません
そのボーッとしながら触れた情報が、書こうと思うキッカケになるスイッチを発動させてくれる気がします
(18日だけでは書き終わらなかったので20日に続きを書いてます)
2024年12月31日(火)12:00
予約していたオペラハウスのガイドツアーに参加するため中に入る
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特に集合場所は書いていなかったのでしばらくエントランスホールで待っていると、同じようにガイドツアーに参加するだろう人たちが増えてきた
のちにツアーガイドからの呼びかけがあり集まった
ガイドは参加者にどこから来たのか順に尋ねた
フランスなどほかのヨーロッパから来た人が多かった
わたしたちは日本からと言って、さらにどこの都市からか尋ねられたので、長崎と言うと、ほかの参加者も知ってる様子でうなずいていた
ちょうどこの12月、オスロではノーベル平和賞を受賞した日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)が授賞式に出席したばかりであったことも認知度に影響しているかもしれないと思った
そもそも世界の視点でみれば、長崎と広島は核兵器による被害を受けた都市として日本の首都東京に次ぐ認知度があるといっても過言ではないはずだと思った
少しツアー参加者とガイドが和んだところで、そのままエントランスホールにて建物についての概要の説明とツアーの注意点などの案内があったのちに、ガイドを先頭に中へと進んだ
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ガイドツアーのなかでも撮影が許されているところもあれば、ここから先は撮影禁止のところもあった
メインホールより小さいホールもあり、ステージ裏の大道具の収納、衣装部屋や小道具などを作る作業場などオペラを上演するために必要なものがすべてオペラハウスにて作れるようになっていた
オペラハウスにはデザイナーが所属していて、たくさんの演者の衣装や道具を作ることができるようだった
ちなみにガイドツアーの予約はオスロオペラハウスのホームページよりできる(以下URL参照)
オペラハウス主催のツアーは現地語であるノルウェー語か英語のみで日本語のガイドツアーはなかった
所要時間は50分だが、日時と参加できる人数が限られているので、売り切れの場合もあり、訪れたい日にツアーを開催しているか事前に確認が必要である
また、早めに予約も済ませておくと良いだろう
13:00ごろガイドツアーが終わり、エントランスホールに戻ると次のツアーの参加者が待っていた
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オスロオペラハウスは内部も素晴らしいが、最大の特徴は建物外部を登って歩けることだ
外にでて登って歩いてみることにした
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オペラハウスを登るとウォーターフロントの再開発ビョルビカ地区が一望できる
オスロ湾フィヨルドを遠くに眺め、視点を映すと集合住宅の建設ラッシュでたくさんのビル用クレーンが見える
ガイドツアーでは参加者からの質問の中で、オイルマネーという言葉が出てきた
この地区はオペラハウスも然り、公共図書館、美術館などこの十数年の間に新しい建物が建ち相当な開発を遂げていた
ヨーロッパの国々が環境負荷の少ないクリーンなエネルギーにシフトするなか、ノルウェーは石油をどんどん採掘し輸出しているらしい
この建物には石油輸出で儲けたお金が使われているのだろう
わたしはノルウェーの事情にもエネルギー問題にも世界経済にも詳しくないのだけれど、きっとヨーロッパのなかでは環境配慮という面においてノルウェーを批判的な見方をする人もいるだろうと感じた
わたしたちは2人とも建築が専門分野なので、オスロではぜひオペラハウスを見たいという動機のもとわざわざガイドツアーまで予約して来た
オペラハウスの真っ白な外部を登っていると、たくさんの観光客がアリのように登って降りているように見えてくるし、わたしたちも然りな事実が嬉しかった
雪が降って凍っていたらたぶん滑ってただろうと思われるほど傾斜だらけだった
建築の云々は調べながら少しくらい書けそうではあるのだけど、旅の記録としては内容が重くなってくるのでやめておく
それにオペラハウスの内部に入って写真を撮ったあたりから、この建築の魅力を写真で伝えるのは無理そうだと思った
日本でも建築を巡ってきたけれど、写真を撮りながらあぁコレはダメそうだと思いながら撮っていた
それはわたしの撮影技術と機材のせいが大きいだろう
建築の複雑さとスケールの大きさに圧倒されていた
体感に勝るものは記録に残せないし伝えられない
実際に行ってみることでしかわからない建築の醍醐味だ
だからあくまでわたしが撮ってきたのは建築写真ではなく、実際に行ったよ!という事実を記録しただけの写真なのだった
オペラハウス周辺にはたくさんのカモメがいた
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オペラハウスを登ったところに人慣れしたカモメがいて、ムンク美術館を背景にカモメの撮影会をした
サービス精神のあるカモメを撮れて楽しかった
(鳥が苦手な人はごめんなさい)
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13:30オペラハウスを後にし、隣接している公共図書館へ向かった