支援学級でのよみきかせ 何読む?
特別支援学級 ひばり
息子の通う学校には1年生~6年生の各クラスとは別に特別支援級があります。
「ひばり」というクラスです。
5人ずつくらいの少数クラスが2クラスあり、読み聞かせの際は合同で1クラスにあつまります。
学年さまざまな10人くらいの子どもたち。
支援学級でのよみきかせ、なにを読む?
支援学級でのよみきかせ、何を読んだらいい?
よく聞かれる質問です。
私もそう思いました。
1年生、2年生、、学年にあった内容を選ぶとき、ひばりさんは?と疑問がわきます。
まずは支援学級にいる特性をもった子どもたちが対象ということ。
さらに支援学級には1年生から6年生までさまざまな学年のこどもたちがいるということ。
普通級と同じ考え方でOK
結論は1年生でも楽しめる内容の本を選ぶこと。
支援学級だとか特性がある子どもたちだとか、そこはおいておいて。
クラスにいろんな子がいるのは当たり前。
クラスにいる低学年の子が理解できるやさしい内容の絵本であればみんなでたのしめる。考え方はふつう級の子どもたちと同じで大丈夫のようです。
今回読んだ本とその反応
今日は私は6月の雨のイメージで、"しろちゃんとはりちゃん あめのいちにち" をよみました。(今日はめちゃめちゃ晴れでした。雨の日に読めたらよりよかった。)
子どもたちは静かに聞いてくれましたが正直反応はどうだろう…といった感じでした。
ひばりさんでのよみきかせは2回目、前回は12月でクリスマスにちなんで
"100にんのサンタクロース"という本を読みました。
その時は「100まで数えたい!」という子がいて、全員ではなかったですが少なくても数人は興味深く楽しく聞いてくれた印象でした。
その実績があったため、今回は反応が薄い気がして、つまらなかったかな、難しかったかな、と不安になりながら読み切りました。
先生からいただいたアドバイス
よみきかせが終わってから、支援級の先生に相談してみました。
もっと簡単な本がよかったでしょうか?
内容はどんなものがよいのでしょうか?
先生の回答は少し意外でした。
この本の感じで大丈夫ですよ。
あまり盛り上がりすぎても、盛り上がっている雰囲気が苦手な子もいるので。今回のように穏やかであたたかい内容の物語がいいと思います。
子どもたちから反応があるということは、読み手からするとうれしいものです。盛り上がってくれるならなおさら。楽しんでくれたとわかりやすく思えます。でも、その「盛り上がっている雰囲気が苦手」という子もいるということが私にとっては想定外で、今日の大きな学びとなりました。
静かに穏やかに終わってもよいと思えたのです。
読みログ: 2024.6.11
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