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背もたれのないイスで姿勢をつくる

幼児の食事についていると、気になることがあります。それは姿勢の悪さ。
 最近の生活は畳も少なくなり、小さいころから背もたれのあるイスに座っていることが多いため、自分の身体で上半身を支えるという行為がほとんどなくなっています。
上半身を保つということは、背骨を支える背筋、腹筋、お尻や太ももの筋肉の発達が必要なのですが、それが育つ環境にないのです。
 世の中が便利になり、苦労せずに動作がこなせる商品がたくさん作られ、それに囲まれて私たちは生活しています。
それでは発達するはずの機能すら期待できません。
 毎日の生活の中で体を鍛えるものが必要なのです。そこでおススメなのは背もたれのないイスであるスツール。絵を書いたり、食事をしたりといった普段している中で自然に姿勢に必要な筋肉を作ってくれます。
 スツールは高さが変えられないため、こまめなチェックが必要。
 こどもに合わなくなったモノは、余計に姿勢を悪くしてしまうので、踏み台にしたり、ちょっとしたものを置く台にしたりして、思い出がたくさん詰まったスツールは長く使ってくださいね。

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