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イスとテーブルの関係を知れば怒らなくてよくなる

例えば、テーブルに対してイスが高かったら、足が窮屈になって、テーブルから離れて座ります。するとどうでしょう。食べものをボロボロと床に落としてしまう。

逆にイスが低いとひじが高すぎて、食器がうまく持てずに倒したり、箸が持ちにくかったり、頬杖をついたりとやはりきれいな食べ方ができません。


 また、足の届かないイスに座っていると、落ち着きがなくなり、立ちある子もいるでしょう。そんなこどもの様子をみて、「もっと姿勢よくしないさい」とか「きれいに食べなさい」なんて、大きな声をあげていませんか?


 はたしてこどもたちが本当に悪いのでしょうか?


 いいえ・・・いい子になれる環境づくりができていないからです。


 0~6歳児の身長は、半年間に3~10センチも伸びていきます。
 身長や座高に合わせたテーブルやイスのサイズなど数字がでいているものがありますが、日々成長しているので、「太ももは窮屈になっていないか?」「楽な姿勢で座っていられるか?」とこまめにチェックをしてあげていればサイズなど図る必要などありません。


 まだイスに慣れていないこどもも、身体にあったイスとテーブルで食事をしていたら・・・落ち着きがでて、しかも必要な筋肉が鍛えられ、自然に正しい姿勢になっていきますよ!

上手に食事ができないと相談を受けておうち訪問してみると、このように、環境がしっかり整えられていないことで、こどもが食事に集中できないことがよくあります。

こどもに指導しなくても、環境だけしっかり整えるだけで自然によくなることがありますので、チェックしてみてくださいね!

それではまた…




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