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3兄弟の夏休み(自由研究について)

2024年7月20日。コロナは多少流行しつつも、特に制限のない夏休みが始まった。共働き家庭において夏休みは学校がない分子供たちの面倒を見ないといけないので負担が大きいのは明らか。お昼ご飯の心配は…まぁ適当でよいのだが、小中学生組の夏休みの宿題をやらせるのが本当に負担である。
今回は宿題の中でも一番面倒な自由研究について記録を残したい。
*注 この記事は8月25日に書いたものである。

1.中1長男の自由研究

中学校に行ったら宿題多いとは噂では聞いていたが、なんと自由研究が社会と理科の2つあった。
小学生の時は低学年のうちは主に工作、高学年になってからは主に理科(化学)を選択して制作していた。カブトムシやセミなどを関東まで行って採集した昆虫標本や惑星を見立てた粘土工作、電磁力を使った銀紙でつくったリニアもどきなど、今でも覚えているくらい関わってこだわってきた。5年生の時は車内の温度変化の研究で校内で賞をもらった。夏休みの生活の結構な部分が自由研究に費やされるイメージだった。
だから2つも…ということでぞっとしたのが本音だった。

①社会の自由研究

郷土研究というテーマで校区周辺または市内の生活や産業についての問題や背景等をまとめるとのことで、「調べ学習」のようだ。
切り口が難しいのとどのように調べたらよいのかがよくわからなかったので、手っ取り早く夏休み前に配られたチラシより市内の産業について学芸員の説明会があるというイベントに参加して、情報をあつめることにした。
7月28日、長男と三男を連れて会場へ。展示物もたくさんあり、資料ももらったのでこれでばっちりと思っていた。
資料をまとめて、スケッチブックに内容を書き写すだけなので1週間もあれば終わるだろうと思っていた。しかし、情報量が多すぎたのもあり、まとめるのが大変だったようでなかなかすすまず…結局8月25日現在でまだ完成していない。大丈夫だろうか?
ただしこれは全く手伝い不要だったので、やらせるのが大変だっただけ。スケッチブックの9割程度を使った大作になっていた。成長した。
ちなみに調べた内容は伊藤小左衛門・伝七さんという人物で私たちの地域の産業の発展に貢献した人物である。

②理科の自由研究

家の庭にはえているバラを切り花として切るといつもすぐに花がパラパラ落ちて3日ともたない。このバラの長持ちさせる方法を切り花延命剤の原材料をもとに、自分で身近にあるものを使って花を長持ちさせる工夫をするという研究で、私の身近な課題を解決してくれるためのものだった。
何回かやりなおしたりすることも考えて早めにスタートしたらよかったのだが、結局やり始めたのが8月中旬になり1回きりの実験で終わってしまった。
ちゃんとまとめきれるのか心配。さっきみたらまだほぼ白紙状態だった。

ちなみに・・・
長男の中学校の2学期中間テストは9月15日頃からスタートするようで、2学期に入ったら即テスト期間になる。テスト勉強…大丈夫だろうか?コツコツ夏休み勉強した子との差がものすごく開きそうだ。

2.次男の自由研究

次男の自由研究は毎年かなり手伝っている(ような気がする)。次男はまだまだやっている事象を言葉に変換することができない。またちゃんと説明しているつもりだが、意味を理解しようとしないためレポートする文章も一から下書きして、つきっきりでみてあげないと・・・といった感じである。この宿題が断トツで一番大変!!

①ヒマワリの発芽の研究

今年の春に何気なく植えたヒマワリの種。それがすくすく成長し、自分の背丈より高くなり台風にも負けずきれいな花を咲かせていた。だが、夏休みに入ることには咲き終わってしまい、「夏」を迎える前に終わってしまった感があり寂しいと思った。そこで次男の自由研究ではこの「咲き終わったヒマワリの種を今から発芽させて育ててみよう」という研究にした。

②実際の内容 播種

8月3日に茎まで枯れたヒマワリを収穫して種を採取。ものすごい量がとれるけど、どう選別したほうがよいのかわからず。種の中をあけてみると、中に実が入っているものと空っぽのものがあった。こんなに種ができた!と思ったのに実際に実がつまっているものを選別しようとすると多分2割くらいしかないことがわかった。収穫が早すぎたためか?わからないが、ちゃんと種まで取ろうと思ったことが無かったので、この事実を初めて知った。

春に植えて夏に咲くヒマワリの種なので、課題A:この暑さで発芽できるのか?という点と課題B:来年用として取っておく慣習なのでもしかしたら長期間保管しないと発芽しないのではないか?という2点が課題かと思った。
発芽の条件を調べると①空気②水③温度だった。
外気温は日中で40℃を超える日もあるため、植えても発芽しないかもしれない。そう思いながら外と室内(玄関)の2か所で育てることにした。環境条件の確認・比較のため、この時期にホームセンターで販売されていた秋咲きヒマワリを一緒にまくことにした。


③結果

秋咲きヒマワリは外でも室内でも発芽したが、今年収穫した種は一つも発芽しなかった。植えた種をよくみてみると外のもので発芽しかかっているものもあった。無意識に植えてしまったが、種のまいた向きももしかしたら関係していたかもしれない。とがったほうが上を向くようにまいたほうがよいらしい。

追加の実験
発芽しなかった原因が課題Aの発芽温度が高すぎるのを解決するために、温度を25℃に保つよう保温庫を使って、追加の実験をすることにした。また課題Bを解決するために8月10日に再度収穫したものも使うことにした。

こちらの結果として10日に収穫した種で5個中1個だけだが、外でも室内でも保温庫でも発芽することに成功した。また保温庫を使用した発芽はもやしのようにひょろっと一気に発芽して二葉がでない状態になってしまった。

④考察

最初にまいた種(8月3日収穫した種)は何日たっても芽は出なかった。
10日にまいた種は20%の発芽率で発芽した。
発芽温度よりも空気や種の成熟度合が大事だとわかった。
室内においてあった発芽済みの秋咲きヒマワリだが、発芽後そのまま室内で育てていたらもやしのように成長してしまい、本葉がでなかった。発芽後は光も必要なのだとわかった。

手前:今年収穫(先)、真ん中:秋咲き 奥:今年収穫(後) 、

以上が次男の研究である。

3.三男の夏休み

共働きのため保育園(こども園)に通っている三男。コロナ禍のときは長男次男の学童に行かなくなり、お留守番が不安だったのもあり、祖父母にたよって夏休みは全て休みにしていた時期もあった。
「お兄ちゃんたちが家にいるのに何で僕だけ保育園?」という気持ちが強く、保育園登園の日は行き渋った。確かに兄のどちらかが留守番しているなら、三男は家から勝手に飛び出して出ていってしまうことはほぼないと思うし、自分のことはほぼ自分でできるので留守番もできるかもしれない。
でも何かあったら、と思いやはり両親ともに仕事の日は保育園に連れて行った。
保育園でも水遊びしたり、園庭で逆上がりしたりと楽しそうにはしているが、やはり自宅で兄たちとSwitchしたりYouTubeを見ているほうが断然いいらしい。
しかしまぁ兄たちよりも少ない夏休みだが、宿題はないしゲーセンもたくさんお父さんに連れて行ってもらっていたので楽しい夏休みだったのではないだろうか?

4.まとめ

中学生・小学生・保育園児と所属が違う3人がいる今年はまた昨年までとは違った夏休みになった。子供が特に小学生に上がってから毎年何かしら不安や心配事を抱えながらの夏休みを迎えている気がする。あと何年したらゆっくり夏をむかえられるのかな?とふと思う今日この頃である。

夏休みが終わるまであと1週間!




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