ストーリーを描くという事。
会社で働いていた際によく上司から「ストーリを描け」という言葉を頂いていた。
新卒入社では創業20年ほどの比較的に業界では若い会社で平均年齢も30前半?くらいの企業に勤めていた。営業職という立場から短期、中期、長期の目標、つまりそれぞれの時間軸でどう成果を上げていくのか。よく詰められていた。
短期ではいわゆる、既存のすでに関係性のある得意先に対する日頃の営業活動。
中長期では新規開拓、既存深堀、休眠開拓、仕入れ先開拓、などなど。
自分は海外志向、特に当時は中国への駐在を狙っていたので毎日のルーティンの仕事+中長期で自身の進みたいキャリアへと導くような動きを必要だと。「ストーリーを描け」と四半期の営業報告ではよくアドバイスをもらっていた。
(中国サプライヤー開拓をして、既存顧客の別アイテムに対してコストダウンの提案をするなどの資料をよく作った。)
先日会社を退社して、入社前の事を思い出した。
確かに入社前に、いや就活時に私は「ストーリーを描いていた。」
これまでの語学のみに没頭していた学生生活。
ちょうどその時に読み込んでいた1冊の本に書かれていたことに驚いた。
タイトル:LIFE SHIFT 100年時代の人生
詳しい本の紹介は省くがこれからの人生では就職後、学び直しの期間が必要なのかと強く感じたのを今でも覚えている。
この時に就職後3年後のストーリを描いた。描いたストーリは3パターン。
半導体関係の若い会社でものづくりとビジネスを学んだ3年後、
1:ものづくり、ビジネスの経験がある日本語教師としてキャリアを始める。
→(ただの語学教師ではなく、教えられる範囲を広げてからこの道に進む。)
2:ものづくりが楽しくなり、自分でものが作れるようエンジニアへ進む。
→学び直しのステージで技術者の道に進む。
3:ビジネスが楽しくなり、MBAを目指す。
結局、3年間のうちに次のステージどれでもいけるように準備を同時に進めた。働きながら日本語教師の資格して、ビジネスオンラインスクールに通い、プログラミングの学校にも通った。
最終的な目標のためにそれまでの過程を複数パターン描いておく。
多動力している時もだけど悩んだときの寄り処にもなる。
同時に選択肢を広げて選択する悩みが増える。
こらからまた環境が変わるのであたらしくストーリを描いてみる。
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