
おふたりさま東京散歩-市ヶ谷編-
今日は前田と一緒に市ヶ谷に行ってきた。お目当ては、「市ヶ谷の杜 本と活字館」の企画展だ。
ところで、前田とは中学の頃からの友人で、私が東京に越してきてからも頻繁に名古屋から遊びに来てくれる大変優しい子だ。趣味嗜好が似てるのでこうして気になるイベントがあれば誘い合っている。
11時に合流し、まずは腹ごしらえするために気になってた「No.4」というお店へ行くとこにした。
「No.4」
・住所
〒102-0081 東京都千代田区四番町5−9
・Instagramリンク🔗
麹町にあるそこは人気店のようで賑わっていた。私たちが到着した頃には32組待ちだったが、時間に余裕があったので迷わず待つことにした。
親子連れも多く、子どもたちが外で走り回って遊んでいた。
結果的には多分1時間くらい待った(測っていないから体感)ので、待ち時間が苦にならない人なら大丈夫だと思う。
席は店内、テラス、縁側で構成されていて、縁側席はフリースペースらしい。パンのテイクアウトができるのでおそらくそのためだろう。
待つのが難しい人や軽食でいい時はパンとコーヒーをテイクアウトしてそこで食べるのもいいかもしれない。縁側はワンちゃんOKらしいので散歩がてらよさそうだ。
店内にはパンの匂いが充満していて幸せだった。願わくばこのパンコーナーに住み着きたい。
お目当てのフレンチトーストをスマホから注文しておいて、待っている間にテイクアウト用のパンを購入する。
席に戻ってすぐに注文していた塩キャラメルラテが届いた。

前田につられて頼んでみたが、甘すぎるドリンクがあんまり好みではないのでこれは挑戦だった。一口飲んでみると、コーヒーのおいしさがしっかり感じられて、塩キャラメルはほろ苦さと甘さが丁度よかった。うっかりしているとお料理が来る前にガブガブ飲み干してしまうところだった。
フレンチトーストはサラダ、ベーコン、目玉焼き付きが通常メニューだ。トッピングでソーセージを追加しておいたが、これが大正解だった。

ソーセージは食べ応えばっちり、フレンチトーストは口に入れたら溶けそうなほどふわふわだった。
フレンチトースト、ソーセージ、ベーコンをちょっとずつ切って一緒に食べると、「甘」と「しょっぱ」が口の中に広がった。味変に目玉焼きも合わせて食べてみる。まろやかになって良い。
「これ好き!このフレンチトーストと付き合いたい!」と言うと呆れた前田と目が合った。
「市ヶ谷の杜 本と活字館」
・住所
〒162-8001 東京都新宿区市谷加賀町1丁目1−1
・Instagramリンク🔗
ランチを食べ終えて、目的の場所まで歩いた。
DNPのビルが目印としてよく目立ったので迷わずに行けそうだ。
今回の目的は期間限定の企画展に参加することで、お気に入りの書籍用紙を使ってオリジナルのサンプル冊子を作ることができるみたい。
※この企画展は現時点で終了している。
目的地は入口からしてレトロなこじんまりとした博物館だった。

しかし、ここで私たちは大失敗に気づく。
どうやら企画展に参加するには事前予約が必要だったみたいだ。入口で固まっていると係員さんに通常展だったらなにもなくても見られることを教えてもらった。
入場無料だから油断してた〜〜〜〜〜!わざわざ前田に東京まで来てもらったのに、かなり不覚…。落ち込みながらも中を見学する。
建物内には活版印刷の道具がずらりと並んでいる。企画展の影響もあって人が多く、あまりじっくり見ることができなかったが、印刷機が動いている様子や、製本の過程、種類を見ることができておもしろい。
常設のワークショップで栞にロゴを印刷する体験ができたのでやってみた。

緑の円盤にインクが付いていて、その下に版がある。ローラーを上下して版にインクを十分に付けたら版を栞に押し付けるとあら不思議、かわいらしいロゴが印刷されている。言葉で説明するのが難しすぎるので是非体験に行ってみて欲しい。なにせ無料なので。

他にもワークショップをスポットでやっているみたいなので、要チェックだ。半日コースの体験ではもっといろんな文字を印刷する体験ができるようなので、今度はこちらに参加したい。
お土産にレターセットを購入した。黒地に金色の装飾が素敵だ。これで前田と手紙を書き合うことにした。黒い紙にどうやって書こうか、今は頭を悩ませている。

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