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初級 第36課【教案】

みんなの日本語36課は初級IIの中でも難しい課です。かと言って文法解説に力を入れ過ぎてしまうと、授業が一方的になって学生が話すチャンスがなくなってしまうので注意しましょう。学生の力を信じていつも通り楽しく教えるように心がけましょう。

語彙・副詞の追加説明

語彙

〜に遭(あ)います:悪い物事に遭遇した場合に使う。通勤ラッシュにあう、事件にあうなど。
(時間)を 過ぎます:(i)の音ですが、2グループ動詞です。助詞も要注意。
〜ずつ:要説明。2人ずつ並びます、少しずつ勉強します。


副詞

やっと:待っていたことが実現したときに使う
やっと日本語能力試験N1に合格しました。

遅れていた電車がやっと来ました。

かなり:予想を上回る程度の時に使う(「とても」より程度は弱め)
きのう行ったレストランはかなり良かったです。

必ず:義務感があるものに使う。
宿題は必ず出してください。

絶対に:上記「必ず」に近い。主に否定語とともに使う。
答えは絶対に見ないでください。

できるだけ:無理のない範囲でという意味。
休み時間もできるだけ日本語で話してください。

上手に:副詞として使う。
ミラーさんは日本語を話します。上手です。

→ミラーさんは日本語を上手に話します。

例文も一緒に紹介します。説明は簡潔にで大丈夫です。

36課の導入は「GENKI」の絵カードをよく使います。よく使う教材についてはみんなの日本語」 の教え方と使用教材のまとめに書いてあります。

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