サブ機(SONY ZV-E10)でいろいろなレンズに触れてみる
ついにサブ機導入!!
カメラの沼にどっぷりでござんす。
勢いで購入したサブ機のSONY ZV-E10は彼女(α6700)とレンズを共有できることもあり、α Eマウントのレンズをいろいろ試すことができました。
今回はいくつかレンズを試してみての感想です。
(自分で撮影したものだけではなく、彼女が撮影した写真もあります)
彼女所有のレンズ
SIGMA 16mm F1.4 DC DN
彼女のエースレンズ、35mm換算で24mmと一緒にいる人を撮影したりするのにぴったりの焦点距離。
サイズはα6700につけるとかなり大きく感じます。
単焦点らしい綺麗な写りにも大満足。
SIGMA 30mm F1.4 DC DN
35mm換算で45mmということで、最初に買った単焦点レンズ。
一緒に歩いている人を撮るには焦点距離が長すぎます。
ただ写りは結構良いと思っています。
前出の16mmよりも若干コンパクトです。
SONY FE 50mm F2.8 Macro SEL50M28
SONY純正のマクロレンズです。焦点距離というよりもマクロ写真を撮ってみたくて(彼女が)購入しました。α6700に装着すると35mm換算で75mmになるのでポートレートみたいな使い方もできるそうです。
昆虫とか花を撮影する時には寄れるし、花畑でのポートレートみたいなこともできるので、場面次第は他のレンズではできない大活躍です。
SONY E 18-135mm F3.5-5.6 OSS SEL18135
α6700 レンズキットで入手したレンズです。
35mm換算で27-202.5mmと汎用性が高いレンズです。
F値が高いことと、単焦点レンズに比べると画質が下がる印象です。
屋外での、犬や子どもの撮影ではこれが主力です。
私所有のレンズ
SONY E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650
ZV-E10のレンズキットとして購入したレンズです。
そんなに驚くべき性能はないので日常的には使用していませんが、パワーズームなので明るい環境での動画撮影などでたまに使用しています。
写真撮影においては、パワーズームよりも手動でズームしてしまった方が直感的で早いのであまりメリットはないと思います。片手で操作できるのは便利かもしれませんが。
SONY E16mm F2.8 SEL16F28
日常的にZV-E10を携帯するために、α Eマウントの中でも最軽量級のレンズとして購入しました。単焦点レンズでコンパクトな割にそれなりの写真が撮れるかと期待して購入しましたが、正直そこまで画質がいいわけではなかったです。コンパクトにはなりましたが「これだったらiPhoneで撮ってしまっても」と思ってしまうのであまり活躍していません。
中古で1万円くらい購入できました。
SIGMA 10-18mm F2.8 DC DN
夢のF2.8通しのレンズです。APS-C用ということもあり、コンパクトでリーズナブルでした(値上げ前に買っていました)。35mm換算で15-27mmとかなり広角寄りのレンズです。
ここまで広角だと、自分が日常的にみている視野とだいぶ異なってくるので写真を撮る時もあまりイメージできずに正直使いこなせていません。
ただZV-E10で動画撮影、特にアクティブ手ぶれ補正を使用した際はクロップされることもありこのくらい広角でないとVlog撮影みたいにした時に背景が入らないので動画撮影時によく使用しています。
広角レンズの使いこなしはまだまだこれからになりそうです。
SIGMA 18-50mm F2.8 DC DN
前出の10-18mmとセットみたいなレンズです。F2.8で35mm換算で27-75mmと標準レンズど真ん中です。ZV-E10だけを持ち歩くときは、このレンズを基本的に使用しています。
F2.8なので、明るく映るのもいいです。
サードパーティーが多い理由
やっぱり安い!!
SIGMAを導入して画質に対して文句がなく、費用対効果が高いと感じています。
もちろんSONYのGMシリーズとかならもっとすごい画が撮れるのかもしれないが、そのレンズに対して本体が力不足だし、撮影者の実力も足りていないと思っています。
あまり望遠側を使うシーンが少ない(犬を撮るのはR5なので)ので、TAMRONはまだ導入していません。
私の勝手な印象ですが、広角から標準域の単焦点・ズームレンズはSIGMAで、望遠・高倍率ズームがTAMRONという印象です。TAMRONには、APS-C用の18-300mmF3.5-6.3みたいなかなりの焦点距離をカバーしている高倍率ズームレンズもあるので、彼女が買ったら借りたいと思っています。レンズプロファイルが無いとかなり歪むレンズだと思いますが、旅先に1本持って行くなら汎用性が高くて面白いレンズが色々あると思っています。
実際に使ってみた感想
単焦点レンズはやっぱりすごい
私は汎用性とサイズ感を考慮してF2.8通しのズームレンズを購入しました。このレンズは汎用性が高いので結構好きです。
しかし、撮れる写真で言うと単焦点レンズの方が良いものが撮れます。
やっぱり、ズームの複雑な機構がない分、画質を上げられるのかなと思います。
単焦点レンズはズームできないので、扱いづらさはありますがたまにびっくりするような写真が撮れることがあります。
すごくいい写真が安定して撮れないのは実力不足。
でも、単焦点レンズで撮影に出掛けて、家に戻ってパソコン撮った写真を見てみると、輝いている1枚があったりするのが楽しいです。
明るいズームレンズを試せるのも楽しい
F値が低いレンズを試してみたいけど、純正は多くの場合高い!!
サードパーティ製はF値が低くても低価格でコンパクトなものが出ている。
そんなにF値が大切かなとも思うが、実際に使ってみないとわからない事もある。
そんなことを思いながら、サブ機でいくつかのレンズを楽しみました。
Youtubeなどでは歪曲収差や色収差など色々言われていたりしましたが、レンズプロファイルを当てて仕舞えば、私レベルではあまり不満は感じませんでした。
光量が十分ではない時間帯や、屋内でパッと撮りたい時はF値が低い方が明るく映るのでやっぱり、F値が低くて悪いことはない印象です。
自分のよく使う焦点距離がわかった
いくつかの単焦点レンズとF2.8の10-50mm(換算:15-75mm)を使う中で自分がよく使う画角や旅行や外出先ではこのくらいが良いなと言うのが少し見えてきました。
特に彼女との旅先では、彼女を撮ろうとすると距離を取ることができない場面もありました。たくさんの観光客がいて距離が取れなかったり、そもそも二人で旅行に行っているので距離を毎回とっていたら旅行を楽しめません。
旅先では16mm(換算:24mm)が最適だったかなと思います。このくらいなら数歩先を歩けば、背景を入れた写真を撮る事ができます。
また広がった景色を綺麗に撮れます。
テーブルフォト的な使い方でも広角な方が都合が良かったです。今回は試せていませんが、(ハーフ)マクロ性能もあれば旅先での飲食店などで活躍しそうです。
ちなみに16mmよりも広角だと、周辺が伸びてしまって自然ではない感じの写真が多く取り扱いが難しかったです。
ただ人ではなく旅先の何かを切り取りたいなら、50~80mmくらいをよく使っていました。
まとめ
実際にいろいろなレンズを試してみないとわからない事も多かったです。
特に初心者だと、自分がどのような焦点距離を使うことが多いのか、どのようなレンズ性能だとどのような写真が撮れるのか、これを理解するためには実際に使ってみるのが一番だと思います。
お金があれば純正で買い集められますが、現実的には使えるお金には限度があるのでそうなるとサードパーティ製でも十分良いのではと思っています。
そして自分が一番使うと思われるレンズを純正の最高性能のもので購入できるように日々労働と貯金をするのかと思います。
サブ機でいろいろなレンズを楽しめたので、メインのレンズもどれが良いか見えてきた気がします。
備考:気になるレンズなどがある人がいらっしゃいましたら、コメント頂ければもう少し詳しいレビューも書きます!