16: 金縛りの危険性-地獄のような体験
この記事は、下記2記事の続きになります。
自分にとっての金縛り(幽体離脱)の体験は、200回を超えていると思いますが至福に満ちたものでした。
普段の場合は、体に雷が落ちたようなショックを受けた後に体中に電気が流れ快感に包まれます。
その時には、既に肉体からは自由に離れられる状態になっています。
ただし、1度だけは「本物の地獄」を体験したとしか言えないような体験があります。
自分の場合は意図して金縛りになろうとしてはいなかったのですが、かなり頻繁で、金縛りを体験するようになりました。
金縛り(幽体離脱)を何十回も経験するうちに、金縛り(幽体離脱)のがどのような時に起きるのかわかって来たときの話です。
いつもは、自然に金縛りになっていたのですが、その日は金縛りを故意に体験しようと試してみました。
金縛りの「快感」を味わいたかったのです。
実験は成功し、金縛りの状態になったのですが、その日はいつもと違っていました。
多分、「動機が不純だった為?」なのでしょう。
「地獄としか言えない世界」に入り込んでしまいました。
恐怖が恐怖を呼び、自分のまわりには「魑魅魍魎」だらけになっていました。
その世界で、今まで生きてきてた中で味わったことが無いような、苦しみや苦痛が永遠と続きました。
自分は、やっとの思いで元の世界に戻り、目を覚ます事が出来ました。
脂汗と動悸はまだ激しくて、それでもあの世界から逃げることが出来てホットしました。
ただ、頭の中はそれまでの苦痛の残骸が残っていて、とても気持ちの悪い状態でした。
起きたものの、まだ真夜中だったので、しかたなく寝ました。
ところが、眠った瞬間にさっきまでいた世界にまた戻ってしまったのです。
また地獄から抜け出すために必死の抵抗を永遠と行い、やっとの思いで目を覚ます事が出来ました。
起きても、自分の脳の中が悪夢の為に、ゆがんでしまったような感じが残っています。
今度は、寝るのも怖くなっていましたが、朝までは、まだまだ時間がありました。
その時は、もう普通に眠ることが不可能な感じさえしてしまい、途方にくれてしまいました。
その後も、何度も同じ体験を繰り返し、最後にはやっと普通に眠れました。
この時は、一歩間違えれば廃人になってしまったかもしれません。
本当に精神がずたずたになってしまいました。
この経験により、一つ間違えると危険なところだと思い知らされました。
金縛りには、こんな危険性もあると思います。
ここからは、自分の推測になります。
普通にテレビなどで「心霊現象」として扱われている「金縛り」についてです。
以前の記事では、
自分の「恐怖」が「金縛りの世界」で実体化してしまったと話していましたが、その中には実際の「霊の世界」と繋がってしまう可能性もあるかもしれないと言う考えです。
その場合、「霊の世界」というものが存在したらとなりますが💦
自分の考えでは、「金縛りの世界」は「類は友を呼ぶ」世界と言えばいい世界で、「その時の精神状態」に近いものを引き寄せてしまうように感じます。
霊の世界で有名な人に、「エマヌエル・スヴェーデンボリ」がいます。
ウィキペディア(Wikipedia)によると
エマーヌエル・スヴェーデンボーリ(Emanuel Swedenborg, 1688年1月29日 - 1772年3月29日)はスウェーデン王国出身の科学者・神学者・神秘主義思想家。 スヱデンボルグとも。 しかし多くはスウェーデンボルグと表記される。 生きながら霊界を見て来たと言う霊的体験に基づく大量の著述で知られ、その多くが大英博物館に保管されている。 スヴェーデンボリは貴族に叙された後の名。 父イェスペル・スヴェードバリは、ルーテル教会の牧師であり、スウェーデン語訳の聖書を最初に刊行した人物である。 その次男としてストックホルムで生まれる。 11歳のときウプサラ大学入学。
エマヌエル・スヴェーデンボリは、天国や地獄を訪れた日記を書いており本も出ています。
自分は、上述の体験に懲りたせいで故意に金縛りになるようにはしないようになりました。
「エマヌエル・スヴェーデンボリ」や「ロバート・モンロー」のように問題なく行き来できた人もいるので人それぞれだと思いますが。
その後も、たくさん金縛りを経験していますが、もう地獄に行くような事はなくなりました💦
その時は、わからなかったのですが、今ならわかることがあります。
それは、その当時は「巻き込まれないための技術」をまったく知らなかったことです。
つまり、「判断しないで見る」ことが出きるようになることです。
それについては、今後記事にすると思います。(多分💦)