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蜘蛛の糸

今朝見つけたもの。
石が浮いてます…
というのは冗談で
蜘蛛の糸でぶら下がっているんです。
写真では見づらいですが

揺れながら
横に回転
反対向きに
ゆらりゆらり

蜘蛛の糸が屋根から地面の砂利石まで伸びていたので、ちょっと蜘蛛の糸を持って持ち上げてみたものです。
蜘蛛の糸ってすぐに切れそうで、結構強いのを感じます。

そういえば、蜘蛛の糸と聞いて思い出すのが
芥川龍之介作の「蜘蛛の糸」。
お釈迦様が地獄の底に垂らした蜘蛛の糸を、何人もの罪人が極楽を目指して登っていく姿が思い浮かびました。
主人公が他の罪人達に登るのをやめるように叫んだところで、蜘蛛の糸が切れてしまうんですよね。

蜘蛛の糸は
時には強く、
時にはすぐに切れてしまう。

実際には強い糸を基礎として放射状に張って、
その周りを粘る糸をぐるぐる回りながらかけて行って、
虫を捕まえる罠を仕掛けるそうです。
なので、基礎になる蜘蛛の糸はある程度強くできてるのでしょうね。

自然とは良くできてるなぁと、改めて感心していた朝でした。

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