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お気に入りの古着から型紙を作って 新しい服を縫ってみた

お盆に主人と親戚の家に行った時に、親戚からお気に入りの服と同じ服を新しく縫って欲しいと頼まれました。

しかも2着同じものを。

その元々着ていたお気に入りの服というのが、親戚も知り合いからのもらい物の服。
かなり着古していて、生地は色あせて、ファスナーも壊れていて、あとからホックをつけて着ていたようで、
よほどお気に入りの服だったみたいです。

着古したお気に入りの服

強気にねだられて、生地やファスナーも買って、お気に入りの古着を見本にしてと渡されました。

古着や生地を預かってさて、どうやって縫おうかと頭を抱えた私です。

なぜかというと

・すでに出来上がっている服から型紙を作ったことがない
・ラグラン袖の型紙を1から作った事がない
・肩から胸、背中にかけて切り替えがあり、タックが入っている
・前あきファスナーだけど、ファスナー付けが苦手
・内ポケットを作った事がない
・本格的な服はここうん十年縫っていない

…悩んでいても仕方がない。

まずは型紙作りから。
・YouTubeで調べて、いくつかのチャンネルを参考にしてつくってみました。
・基本の原型の形を大体でいいので書いてみる。
・そこに基本の線、襟ぐり、袖脇の下から中央にかけて赤線で引く
・元になる服のサイズを記入していく
・前見頃と後ろ見頃の脇、袖など合うように調整する。
・実物の型紙を作っていく

型紙作りのメモ。チラシの裏で(笑)
袖・ヨーク・内ポケットもこのメモから型紙を作りました
読みづらくてすみません

これでなんとか型紙ができました。

縫い方などは、これまたYouTubeなどのネットに聞きながら、
元の古着を参考にしながら、なんとかかんとかできました!
タックだったところは、縫いやすさ優先でギャザーに変えて縫ったりしました。
苦手なファスナーも、初めてつける内ポケットも、どうにかつける事が出来ました。

出来上がった服

久しぶりの服の製作は疲れましたが、出来上がって嬉しかったです。

夏服なのですぐ親戚宅へ送ろうかと連絡したのですが、次に来てくれた時に持ってきてくれたらいいよとの返事。
親戚の家は遠くてすぐには行けないので、次に行けるのは正月休みかな…
私たちが顔を見せるのがいちばんいいのでしょうね。服作りを頼んだのは、そのきっかけをつくりたかったのかも。

着てもらえるのは来年になりそうです。


この事が手作りを再開するきっかけになったのでした。

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