夜中の田んぼの田舎道

数日前、珍しく娘が終電で帰るというので、夜中に駅まで迎えに行った。
我が家は住宅地の端の方にあって、何軒か家を過ぎると田んぼの真ん中の道になる。
夜は運転がより慎重になる。

ふと、車のライトの先に黒いものがゆっくりと道路を横切るのが見えた。
大きさからして犬…？
少し近づくとシカだと分かった。
しかもよく見ると暗い田んぼの中に3〜4頭いるのが分かる。

山から少し離れた平地なので、こんな所までシカは来るんだ！　と改めてびっくり。
シカ達は車が近づくと、少し離れながらじっと車の方を見てた。
道路をゆっくり歩いて横切ってたから良かったけど、こんなのがいきなりスピード出して走って急に車の前を横切ったらと思うと、それこそ怖い。

車を走らせていた時にシカと遭遇するのはこれが初めてではない。
何度かある。
幸い私が運転している時はシカにぶつかりそうになった事はなかったんだけど、
今乗ってる車は一度息子が運転していていきなり飛び出してきたシカとぶつかった事があって、
シカはぶつかった後もそのまま走り去ったらしいけど、車の方は修理代が結構かかって痛かった（汗）

田舎道はシカの他にも狸やらイタチやら猫とかも急に道路に飛び出してくる事があって、要注意。特に夜は。

これはだいぶ前の話だけど、早朝車を走らせていたら、ある時は豚が、ある時は牛が道の真ん中でウロウロしていて焦った事がある。
たぶん、どこからか逃げ出したのかもしれない。

まあ、動物に限らず、運転中はいつ何があってもおかしくない。
最近は夕暮れから夜になるのが早く感じる。
安全運転を心がけながら今日も仕事へ向かい、帰りも気をつけて家路に着いたのだった。