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負けたけど・・・

 九州の福岡市内で毎年、年に数回セットを組んでいた。麻雀の話ね(笑)。面子は私より年上でみなさん60歳以上だ。最長老は80歳手前ぐらいかな。名うての企業のOBさんらで、みんな麻雀好きである。

 ところが、コロナ禍もあって、ここ数年は御無沙汰していた。が、今回の自分の九州出張で都合が合ったので、久しぶりにセットを組んだ。先日の雀荘巡りも、個室で手頃なとこを探す目的もあった。

 ルールは、「喰いタン無し」のいわゆる「完全先付け」ってやつだ。一発、裏でチップ一枚。ちなみに、こちらではチップの事なぜか「まめ」という(笑)。東場は西も風役となり、南場は北も風役となる。親の連荘については、東場は聴牌連荘、南場は流局なら親は聴牌してなくても連荘できる。積棒一本は1500点となる。

 17時スタートで23時頃まで、半荘五回打った。
 このルール久しぶりで、最初は大人しく打とうと思っていたが・・・・。

 開局は自分起家で、6巡目ぐらいで、自分の手牌にポツンと一枚浮いてる白を切ったら,南家の最長老から「ロン」の発声が聞こえた。

 「えっ・・・・、長老、なんでリーチせんとですか?」と思わず、似非九州弁できいてしまった(笑)。
 「リーチしようか、考えとったら出たけんのぉ」

 長老は聴牌したらほぼリーチするといった自分の記憶があったのだが、ここ数年で何かが変わったのか、自分の記憶違いなのか・・・。と思いつつ打っていると、次局からはリーチ攻めで、しかも4,5巡目ぐらいでかけてくる。
 こちら防戦一方であがれず一回戦目はラスであった。

 2回戦目もなかなか和了は拾えなかった。

 南場に入ってから、自分の牌姿が🀚🀛🀛🀜イーシャンテンで、打🀛を選ぶと、親から「ロン」の発声が聞こえた。

🀛放銃したところ。
その後みなさん我慢していたトイレにGO(笑)

ちなみに、この時代のリーマンさんの企業内麻雀では、
河の6枚ぎりとかの咎めはなかったり、
先自摸も普通にあったりする。
今の感覚とは違うよね。

 「ロン」の発声は、今回初参加で麻雀好きの方だ。私の上家で、上の画像のとおり、親満のヤミテンに放銃である。

 🀡が右側に置いてあるということは🀚🀜のカンチャンの形から赤🀝を引いて打🀚でシャンテンとなり、🀡を引いて打🀐で聴牌ということである。🀐を引っ張ていたのは、安牌候補でもあるからであろう。

 親の河の手出し🀚から🀐のところで、なんとなく感じていたが、自分のなめプの打牌ですな。『この人打てるね・・・』と情報をインプットするである(笑)。

 それにしても、自分の手配・・・、和了れる気がしませんな、というのが正直な気持ちである。というか、なぜゆえ、🀑が手のなかにあって、🀖切ってるのだ?ああ、🀔🀗が無いと思ったのか・・・。
 これはダメだね・・・。自分の手牌は萬子有効牌しか聴牌形とらないから、打🀛は早目の危険処理の意味があったのだが、全然間に合ってないわ(笑)。

 2回戦目の結果は、ハイ、ラスりました(笑)。

 ここまでの感想は、『少しやりにくい』であった。
 喰いタンで躱しができないのと、このルールは完先なので形式聴牌がないので自摸が悪いと失点の抑えが効きにくい。それと積棒に関してもいつより大きいので、違うので、千点、二千点の和了の価値が高い。

 三回戦目は、役牌を積極的に鳴いていき、早あがりに賭けた。

こんな感じね。
役ドラ赤の3900点。

 その甲斐もあってか、ギリギリのトップ死守となった。

 四回戦目もやられました💦
 自分、メンタンピン三色確定の勝負手なのに、またしても長老からの7巡目リーチが入った。しかし、ここで引いていてはダメだと思い、ドラの東を勝負牌でリーチをかけたところ、ズドーンと当たってしまった。

リーチ、東(ドラ3)、白、赤で跳満。
裏乗ったら倍満だったよぉ・・💦

 四回戦目の結果は当然のラス(笑)

 五回戦目は電車の時間もあり、東風戦となった。が、これもラスった(笑)。

 またもや長老からの親の5巡目先制リーチに対して、頑張り、七対子の聴牌を入れた。

 最後の選択、東にするか中にするか、相手は親なので、打中を選択して、ダメ元でリーチをしたところ放銃となった。

またしてもシャボ!

 東は暗刻で持たれて、自分は純カラであった(笑)。仮に東が対子で中が暗刻であっても、枚数で負けてるし勝てる気はせんでした、ハイ・・・・。

 てなことで、五回戦目もラスでした。


 総合トップは断トツで長老で、いつも参加するNさんが二着、三着は初参加の人であった。自分は4ラスに1トップなので当然四着。

 自分に敗北感が漂うなか、対面に座っていたNさんが、「いやーー、久しぶりの麻雀、二年振りかなー、面白かった、面白かった、やっぱ麻雀おもろいって・・・・」と終始ニコニコ笑顔😊で、語っていた。

 初参加の人もそれなりに面白かったように話をしていた。

 ふむ、、、負けたけど、悪くないかな・・。
 負けたら次は必ず勝とうって思うし、一緒に打ったあと、「楽しかった、面白かった」ということであれば、悪くはないだろう、と思ったのである。

 勝っても面白くない麻雀をしばらく打ってこともあるが、それに比べれば確かに、今日の麻雀は面白かったように思う。大手企業の元お偉様の奥深くて強かで、爆運の麻雀を久しぶりに見せてもらえたのだから(笑)。

 「また打ちましょう!」と台風が来る前の小雨の中、博多駅の近くでみんなと別れた。

 麻雀って面白いね😽

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