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Mリーグでみたいところ

 私もMリーグファンの一人である。
 来週9月16日(月)からの新シーズンを見るのが楽しみである。
 今後、Mリーグの対局に関しても投稿していこうと思う。

 ところで、Mリーグでみたいところがある。
 それは、「場決め」である。
 
 フリー雀荘では卓が立てられる時、起家席が既に決まっており、「どうぞお好きなところにお座りください。」と早い者巡で座っていったり、ラス半で空いた席に案内されるが通例で、「場決め」があるってほどではない。
 
 セットで打つときは、「場決め」をするが、やり方は様々だ。

 適当に着席してから風牌と筒子の①と②を裏返しにして混ぜ、サイコロ振って仮東を決めまたサイコロ振って起家を決めるやり方。

このやり方が正式といわれいるようだ。

 風牌に白を入れて、裏返しにして混ぜ、掴み取りして、席と仮東と決めるやり方等々、地方、その場によっていろいろである。

 Mリーグの場合は配信が始まる前に卓外で裏返しの風牌を掴み取りして予め「場決め」をしているようである。

 今の風潮を見ると、「場決め」というのは余り重要視されていないようである。

 なぜ、「場決め」をMリーグで見たいかというのには理由がある。
 それは、「場決め」という行為をする際の麻雀打ちの心理にある。
 
 野球に例えるならば、次順にバッターボックスに入る選手よりも、バッターボックスに入ってる選手に近いぐらいの戦闘モードである。

 麻雀では、どの席に座って闘うのかというのは一様ではない。
 起家の出親、南家、西家、北家、それぞれ考えるところがあるり、また人によっての好みもある。起家が好きとか嫌いとかである。

 特にトーナメント方式で条件戦が近づくほど、その意識は高くなると思われる。
 
 したがって、選手意識としても、どの席を引くのかというのは、おそらくその日の弁当や夕食より気がかりなことである。

 Mリーグでの場決めの仕方は掴み取りで良いと思う。
 卓の起家席も決まっているので、卓上に伏せられた風牌の掴みどりで、ちゃっちゃと席に付き、始まりの音楽を流した後、挨拶をして開局である。

 誰から掴むのかという問題があるが、それは事前に四人で、日本の伝統文化である、「じゃんけん」でもいいだろう。

 それで、その掴み取りのシーンで何が見れるかということであるが、開局前の戦闘モードの張り詰めた空気感と、その選手の表情である。

集中力を高めている感が伝わってくる。

 そして、Mリーグでの有名実況・解説者は、必ず定められた席に着席する選手の心理や一様でない闘い方のことを、観る側にとって楽しく語ってくれるだろう。

漫才コンビといわれるまでになったお二人。

 つまり、麻雀ゲームは、その勝敗に運要素が絡むわけであり、選手は「場決め」から、神経を高めている。その様子を観たいということである。

 またそれは、麻雀というゲームは場決めから面白さがあるんだよ、ということを広めることになると思うのである。

 麻雀って面白いね。 

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