コエ ドーナツ京都(koe donuts kyoto)へ行ってきました!
阪急河原町駅を下車。
八坂神社や清水寺の方をめがけて歩いていく観光客の間を縫って逆向きに歩いていたのは何を隠そうこの私。目指す先は新京極の商店街にある『コエ・ドーナツ京都』。
今日はスイーツ大好き、わたくし ちよ がスイーツ情報として『コエ・ドーナツ京都』についてお伝えいたします!
※写真が下手なのはご了承ください……。
0.コエ・ドーナツ京都とは
コエ・ドーナツ京都は日本のファッションブランド、コエ(koé)が手がけるドーナツファクトリー。3月21日にオープンしたばかりのこのお店。スイーツ大好きな私としてはオープン前から興味津津でした。というのも、こちらのお店、工場併設型の店舗であり、ドーナツが製造されていく様子を間近に見ることができるからです! ぜひとも訪れてみたい! という念願がやっと叶ったのが6月末でした。
1.外装、内装、とにかくおしゃれ!
お店があるのは烏丸通に向かって右側、新京極の商店街を入ったすぐのところ。右手側におしゃれなガラス張りの建物が。「koé donuts」という電飾が目印です。
……おしゃれ。
というのもこの店舗、隈研吾氏によるデザイン。
隈研吾氏は2月28日にオープンしたばかりのスターバックスリザーブ®ロースタリーの外装デザインも手がけています。おしゃれなのも頷けます。
入り口をくぐるとコンクリート打ちっぱなしの壁。目線を上に移すと竹かごで覆われた天井。
竹からのぞくライトが打ちっぱなしの冷たさを打ち消し、あたたかい空間を演出していました。“竹”を使っているところもポイントかなと。京都らしさ、日本らしさが感じられるため、外国人観光客の方々も訪れていました。
2.eat inで食べてみよう!
入り口をくぐると、メニューを持った定員のお姉さんが声をかけてくれました。店内のイートインコーナーでは限定のドーナツメルトが食べられるのでおすすめだとか。もちろん、ここに来た最大の目的はおいしいスイーツを食べること。お姉さんには持ち帰り用は後ほど購入しますと伝え、天井に備え付けられた「eat in」、「to go」の電飾のうち、左側のeat inを目指します。
この日は迷った挙げ句、期間限定の「ドーナツメルト 濃厚宇治抹茶ティラミス」を食べることにしました。
注文後、店員さんから「カウンターに座ると製造工程がよく見えますのでよろしければ……」と勧められたのですが残念なことにイートインスイーツ製造工程の前のカウンター席は外国人観光客の方で埋まっていました。なので少し奥のトッピング&ドーナツクーラー前のカウンターでスイーツが出てくるのを待つこと数分……。
じゃーん! きました、至福のとき!
ナイフを入れると思っていたより柔らかい! ドーナツ生地は練乳のような甘さがします。写真を撮ったメニューを見返してみると、抹茶ミルクを染み込ませているとのことでした。間に挟まれたマスカルポーネクリームはチーズ感が少なめで、あっさりしていて食べやすかったです。
二口目はドーナツを切って、奥のお抹茶に浸して食べてみました。これまた先程とは打って変わって急に口の中に“和”が広がります。
最後にしばらくしてお抹茶ソースをドーナツ全体にかけて完食。一度でいろいろな味を楽しめるスイーツでした。
これは……ドーナツではない。別の、スイーツです。
余談ですが驚いたのがストロー。
「オーガニック」「天然由来」「地産地消」をキーワードに、
地球環境にも配慮し、素材や製造にこだわった、新しいドーナツをご提供いたします。
とホームページにあったのですがどういう点が……? と訪れる前は疑問を抱いていました。もしかしたら紙ストローはその一環?ちなみに私、紙ストローはじめてでした。(長時間飲んでいると少しフニャッとしてきました。)
店内の奥、突き当りはコの字型にくぼんだソファースペースもありました。
中央にはキャラクター(?)のキュートなおじさんの電飾が。その横にはインスタ用でしょうか、フォトプロップス的なアイテムが置いてあり、観光客が順番に写真撮影をしていました。
3.to goで持ち帰ろう!
そして帰り際にドーナツを購入しました。
パン屋さんのようにトレイとトングを持って、自分で好きなドーナツを選ぶ形式です。どれも美味しそうです……。
私はこの日、迷いに迷った挙げ句、右下:コエドーナツ プレーン(200円+税)、上:オールドファッション(230円+税)、左下:みたらしクルーラー(250円+税)を購入して帰りました。
※商品名、間違ってたらごめんなさい。
黒豆がたっぷり乗ったもの、きなこをまぶしたものなどもあり、捨てがたかったっ……!
ちなみに店頭でのアナウンスとして
「日持ちは当日中」、「常温持ち歩き可」でした。
以下独断と偏見によるお味の評価です
■コエドーナツ プレーン
甘さ ★☆☆☆☆
もっちり ★★★★☆
さっくり ☆☆☆☆☆
しっとり ★★★★☆
とにかくもっちり。だけどかみ続けても飽きませんでした。口の中にぼろぼろとした食感も残らず、後味もすっきり。
■オールドファッション
甘さ ★★☆☆☆
もっちり ★★★☆☆
さっくり ★☆☆☆☆
しっとり ★★★☆☆
某ドーナツ屋さんのオールドファッションと全然違います! 口の中に嫌なぼそぼそ感は残らず、プレーン同様、もっちり感があります。
■みたらしクルーラー
甘さ ★★★★☆
もっちり ★☆☆☆☆
さっくり ★★★☆☆
しっとり ★★☆☆☆
一口噛むとサクッという音が。天面にトッピングされているみたらしシロップの和の甘さが洋のドーナツと絶妙にマッチ。口の中に幸せを運んでくれます。
4.もう一度訪れたいと思える工夫
私達が一度に食べられるスイーツの量は限られています。
その量を大幅に上回るメニューの数。一日の訪問では到底、制覇なんてできません。
イートイン限定のドーナツメルト、ストロベリーにもチャレンジしたいですし、ドリンクも種類が豊富でした。この日はセットのドリンクを無難にアイスコーヒーにしましたが今巷で人気のタピオカが入った「チーズタピオカティー」や京都らしい「丹波黒豆茶」なんてのも気になります。持ち帰りのドーナツも全種類制覇したい!
そう思わせるのもこのドーナツファクトリーに仕掛けられた工夫なのかもしれません。
京都に訪れた際には是非、足を運んでみてください。