＃お菓子にまつわるエトセトラ-私の春は花より団子-
春だというのにまだまだ寒い日が続いていますが皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
春といえば花が沢山咲く季節。もちろん花も美しい。今の季節しか楽しめないものもあります。だけどそれはスイーツだって同じ。春限定、季節限定のものがもちろん沢山存在します。
昨今、なかなかスイーツを買いに行ける情勢ではないのが残念なところですがこうなってしまうギリギリ一歩手前までに私は継続してスイーツをハントしていました。今日は春らしいスイーツを少しご紹介させていただきたいと思います。
* * *
Ⅰ）HENRI CHARPENTIER(アンリ・シャルパンティエ)のショコラ・キャラメル・トンカ
この日はとにかくチョコレートが食べたかった。そんなときショーケースに堂々と並んでいたのがこちら。周りはパリッとチョコレートでコーティングされ、ザクザクのアーモンドダイスが至るところに散りばめられています。フォークを入れると中は柔らかく、ナッツの風味が感じられるクリームがたっぷりと仕込まれていました。一つ食べるとお腹がいっぱいになるケーキでした。
Ⅱ）HENRI CHARPENTIER(アンリ・シャルパンティエ)のパリ・ブレスト（清見オレンジ）
リング状に焼き上げたシュー生地を使用したフランス生まれのお菓子、パリ・ブレスト。だけどこんなにもオレンジの効いたパリ・ブレストを食べるのは初めてでした。シュー生地に合うカスタードクリームはもちろんのこと、オレンジのジュレとオレンジのクリームがたっぷりと詰まっています。てっぺんの真っ白な花飾りは春らしい華やかさを演出。かわいさのあまり一目惚れして購入したのですが味も大満足の一品でした。
Ⅲ）Les gouters（レ・グーテ）のシブスト
訪問時間が遅かったため、ショーケースの中には僅かしかケーキが残っていませんでした。さすが、人気店。その中でもパッと色が目に入ってきたのがこちら、シブスト。
カスタードクリームにゼラチンとイタリアンメレンゲ（硬さのあるメレンゲ）を加えて作ったプルプルのシブスト。パイ生地のシブストは初めて！ ワクワクしながらフォークを入れると中に隠れていたのは、オレンジゼリーとプリン！ なんだかもう、組み合わせがお洒落すぎて自然と笑みが溢れてしまいます。
Ⅳ）Les gouters（レ・グーテ）のレアチーズ
シブストの次に目に止まったのがこちら。
季節限定商品で、私の大好きなグレープフルーツが白いチーズケーキの上に美しくトッピングされています。まずは外のチーズの部分を。……軽い！ 今まで食べたレアチーズケーキはチーズの重さがあるものがほとんどだったのですが、こちらのレアチーズ、めちゃくちゃ軽い。なのにしっかりとチーズの味がするんです。不思議！ 中に入っているスポンジも食感の変化には必要なのでしょう。するするいけちゃう、魔法のようなレアチーズケーキでした。美味！
大阪では知名度が高いこちらの洋菓子屋さん。駅から少し歩くのですが時間をかけて行く価値ありです。生菓子はもちろんのこと、マドレーヌも、フィナンシェも、ガトーショコラもクッキーも全部ぜーんぶ美味しいのです！ お店の内装もポップでキュート。興味のある方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
Ⅴ）ECHIRE（エシレ）のオムレット
最近メディアで取り上げられることも多く、また東京に出店が目立っているエシレ。夕方にはほぼすべての商品が完売していることが多い人気のお店です。
私はこの日、たまたま朝一番に出かけ、店によってみたところ、丁度オムレットの整理券配布中でした。販売開始まで20分。……待ちました。だけど20分が全く惜しいと思わない、そのくらいの価値がありました、このオムレット！
しつこくないバタークリーム。とってもミルキー。生地もふわふわでバランスが絶妙。数年前に初めて並んで買ったときには無かった「オランジュ」の味も。（いつからあったんだろう……。）オレンジピールの粒粒がアクセントになっていてまさに至福の一時でした。私、このオムレット、永遠に食べ続けられます。
Ⅵ）急に手作り・バナナと黒糖のパウンドケーキ
みなさんはお家時間をどのように過ごしていますか？
私はもっぱらお菓子を作っています。2月にお菓子を作り始めてから楽しさにも気づくことができ、今では週に2回はオーブンを稼働させています。これって電気代かかるのかな、と思いながらも、美味しいからやめられない。
そんな中、今日ご紹介するのはバナナと黒糖のパウンドケーキ。以前実家から回収してきた食材の中に「黒糖」があったのです。これをどうにかできないか。そう思って調べて出てきたレシピがこちらでした。バター、黒糖、薄力粉にベーキングパウダー。卵に牛乳と至ってシンプルな材料を順に混ぜ合わせるだけの簡単ケーキ。
ただ……出来上がりが思っていたのと違いました。思っていたより迫力があった。なんだろう……エヴァンゲリオンの使徒みたいな。
万人にわかりやすく例えると「SNSでおしとやかな女の子と思っていたのに会ってみたら圧がすごかった」みたいな感じといえば伝わりますかね。
でもカットしたらおとなしくなりました。
こちらのケーキ、パウンドケーキなので冷めてももちろん美味しいのですが、できたてホクホクのときが一番美味しかったです。バナナと黒糖の甘みが温かさによって奥行きが出てくるのです。ということで私はこちらを毎回、レンジでチンして食べていました。
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あーお腹いっぱい！
気を抜くと暗い気分になってしまうことが多い毎日ですが、ちょっとしたコンビニスイーツでも、家で作ったケーキでもいいんです。甘いものを食べると、顔が少し、ほころびませんか？ だからスイーツはやめられません。
こんなときこそ、あなたの心にスイーツを！
写真がどれも同じお皿であること、同じ角度から撮ったものであることなのはご愛嬌ということで。
※1 単にお皿を持っていないのと、写真スキルがないだけです。
※2 トップ画の和菓子は私のお腹には入ってきていないお品物です。
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