読書会記録 5月 GWに読みたい本
Chiyoda updateえりこです。
私たちは、月に1回第1土曜の朝、6:00〜オンラインで読書会を開催しています。事前に読んでくる必要はありません。お手元に本を持って、気軽な気持ちでのご参加お待ちしています。
5月。GWで小休止。という方も多いのではないでしょうか。あらためてGWなどまとまった時間に読みたい本を皆で持ち寄りました。
■開催日時 2023年5月6日(土) 6:00-7:15(オンライン開催)
■参加数 4人
■内容
それぞれが気になる本を準備。事前に読む必要はなく、時間内で読めるところまでの感想をシェアします。消化しきれずにモヤモヤすることもたくさんありますが、メッセンジャーグループなどでその後感想を交換してカバーしています。
読書会の流れは下記の通り。
初めに今日の読書会を終えた時、どんな気持ちになっていたいかを発表。その後
①本を知り②問いを立て③探し④共有し⑤行動にうつす
という5ステップを目指して1時間を過ごしました。
”行動にうつす”のが大切な点です。最後に参加者同士、メッセンジャーなどでそれぞれが行動したことなどシェアし合います。
この読書会は、それぞれの本の内容を深めるより、なぜ今この本を読むのかという点や他の方が選んだ本との出会いや本同士のつながりに重点を置いて進めます
■持ち寄った本
①地域主権とという希望
②プロダクトマネジメントのすべて
③チームのことだけ、考えた。
④ハーバード流宴会術
■読みたかった理由
①最近気になる方が書いている本
②PMとして働いているが、体系立ててPMを学びたくて、上長に紹介してもらった
③別の本を読んでいて、「サイボウズ式」に興味がわいたので。
④6月から営業職に。宴会の機会も増えると思うので、あらためて宴会術に目を向けたくて。また、宴会はただの飲みにケーションではなく、すべての営業職としてのビジネス要素のヒントが隠されていると思ったから。
■本から得たヒント
①なんで住民主体の政治を目指すのか、どうして政治の場に入るのか、利権が絡む難しいなかでどうやって乗り越えたか⇒いつか社会を変える仕事に関わりたいと思っていた。自然な流れとして受け止めた。
むしろハンディではないと思った。
知っていればよい、ということはない。
対話を重視した。それを重ねて選挙のビジョンを更新し続けた。
住民主体としたのは、ミシュパリズム(スペインを中心に流れとしてある考え方)グローバル化が進む中で格差が大きくなっている、民営化が進んで、本当に住民のためになっているか、という疑問が人々に行動を起こさせている
住民参加をする中で、彼女は本来は住民のものである「公共」を取り戻すこと。住みよい地域、気候変動などにも貢献できる。
②プロダクトを網羅的に検討するCore, Why, What, Howの4階層
Core=プロダクトの世界観となるミッションやビジョンと、プロダクトとして企業にどのような貢献を期待されてるかを表す事業戦略
Why誰のどんなペイントゲインをなぜ自社が満たすのか
What=プロダクトのWhyを実現する狭義のプロダクトが示す解決策。ユーザ体験とビジネスモデル
Why=Whatを実現するための実現方法(狭義のプロダクト)
③過去を振り返り→社会の役に立つソフトウェアを作りたい
実感を得たい。中小企業だけど優れた製品を作っている、誇り
ビジョナリー合宿なども実施した。
・どのような偉大な企業にしたいか
・針鼠の概念は何か(単純明快な戦略)
・我々が直視できていない厳しい現実は何か
社員にメッセージを送る
理想を実現するためのフレームワーク:問題解決メソッド、理想マップ、コンセプト(誰に何を言わせるか具体化)
チームワークのよさ:同じ仕事ではなくかぶらないよう分担して効率を上げる、連携プレーも
④宴会は、言葉を交わさずとも、人が本能レベルで分かりあう機会を作り出すことができるもの。
・宴会で学べること4
1 ビジョンを描きをれをプランに落とし込み周りの人を巻き込んで実行するリーダーシップ
2 ゼロベースから物事を作り出すマーケティング力とイノベーション力
3 不確定要素が満載の実行フェーズを確実に乗り切るオペレーション力
4 誠意をベースとして、どんな人とも胸襟を開いて対話ができるようになるコミュニケーション力
人は急激な心理的広がりを感じたとき、巨大な感動を得る。
それぞれが、今の自分の必要なスキルや知識を得たいという気持ちで本と向き合いました。他の方が感じている課題感や得たヒントは自分自身にも参考になる点が多く、相乗効果的に学びあえる時間になりました。