見出し画像

さわやかな秋の朝に考えを深める

■開催日時 2021年9月4日(土) 6:00-7:30(オンライン開催)
■参加人数 3人
■内容 「さわやかな秋の朝に考えを深める」をテーマに参加者同士が手持ちの本を持ち寄って、オンラインで読書会。事前に読む必要はなく、時間内で読み、感想をシェアします。この読書会では、それぞれの本の内容を深めるより、なぜ今この本を読むのかという点や他の方が選んだ本との出会いや本同士のつながりに重点を置いて進めます。
 忙しく働く中での土曜の朝は貴重です。丁寧に掃除をしたり、ランニングやヨガ、集中して花を生けてみたり、煮込み料理を仕込む方もいるかもしれません。私たちは月に1回、皆で積読本を持ち寄る読書会をしています。

読書会の流れは下記の通り。
 初めに今日の読書会を終えた時、どんな気持ちになっていたいかを発表。その後
①本を知り②問いを立て③探し④共有し⑤行動にうつす
という5ステップを目指して1時間半を過ごしました。
”行動にうつす”のが大切な点です。最後に参加者同士、メッセンジャーなどでそれぞれが行動したことなどシェアし合います。
 今回は前回参加された方がほとんどでしたので、初めに、「前回読書会からの変化」「秋についてのあれこれ」などを話してチェックイン。子育てママが多いので、子どもたちと焼き芋を焼いてみたいな、グランピングが流行っているよね、などと秋のアウトドアなどにも話が及びます。それから、この読書会が終わった後に、どんな気分になっていたいか?を確認してから、いよいよ本に問いかけ、その答えを読み進めます。

■持ち寄った本
広告がなくなる日
牧野圭太/〔著〕
出版社名 クロスメディア・パブリッシング
数学する人生
新潮文庫 お-105-1
岡潔/著 森田真生/編
出版社名 新潮社
ハーバードの日本人論
中公新書ラクレ 658
佐藤智恵/著 アレクサンダー・ザルテン/〔ほか述〕
出版社名 中央公論新社

■読みたかった理由

・自分が関わる世界の中で、社会につながること、をもう少し考えたい
・家族の積読本の中から紹介してもらって
・英会話で学んでいる異文化理解についてもう少し深めてみたくて

■本から得たヒント(一部)
・いまから変わっていけば未来はよくなると信じている。広告はプレゼントにもなるしアクティビズムにもなっていく
・数学は公式とか数字とか論理的なことのみならず、「情緒」こそが大切。例えば遠くで、咲く花が美しいと嬉しいのは、自他を完全に切り離してしまうのではなく、遠くの花と自分とを一体にして考えられる心がそこにある。
・日本の良いところは、善と悪をはっきり分けずに、善の中にも悪があり、悪の中に善があるとする考え方。日本人独特の、人間とテクノロジーの対立ではなくその接点に重きを置く考え方は、多様性の進む中で大事な視点になる。
 

■参加者の感想(一部)
・素敵な皆様と朝を過ごして至福の時間!
・いつも不思議なことにそれぞれの本がつながっていく。これもこの読書会の楽しさ。来月のそれぞれの「変化」も楽しみ!

画像1

★次回は10月2日(土)6:00〜「秋の朝にあらためて自分に問いかける」をテーマに予定しています。ご興味あればぜひ!★
https://www.city.chiyoda.lg.jp/documents/26719/panel21.pdf


イベントに参加された後で、ご負担のない範囲で「楽しかった」「また参加したいな」という前向きなお気持ちになったとき、サポート(投げ銭応援)していただけたら嬉しいです。