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【ちよだ地方連携ネットワーク】簡単!あんずジャム作り教室を開催しました!
編集長@吉田です。
今回は「ちよだ地方連携ネットワーク」主催の「あんずジャム作り」教室の開催内容をレポートしたいと思います。
あんずの生産地は日本国名でもかなり限られていますが、中でも長野県は有数の生産地のようです。
特に長野県松代町のあんずは標高や気温、日照時間が栽培に適しており、古くから名産地となっているとのこと。
そこで今回は長野県松代町の相澤農園からあんずを取り寄せ、
講師も相澤農園の相澤さんに行ってもらい、「あんずジャム作り」を開催しました!
ジャムといえばイチゴジャムやマーマレードぐらいしか知らない私にとって、あんずジャムって?どんな味がするのか想像もつきませんでした。
今回はZOOMでのオンライン開催でしたので、参加者には事前に相澤農園から使用するあんずが送られてきます。
届いたあんずは800g!1人で食べるには十分な量。
講師の相澤農園の相澤さんはとても優しさが滲み出ているような人で、
語り口も優しくて、説明もゆっくりしてくれました。
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説明の最中にお手製のフリップが登場!!!
文字もあんず色だったりして、とても可愛かったです♪
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それではいざあんずジャム作りへ!
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まずはあんずの種を取ります。
縫合線から包丁を入れて、実をくるっとねじれば簡単に半分に割れ、
種も取れやすいとのこと。
こういう点は実際に講師の人がやっている姿を見れていいですね!
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この種の中に杏仁が入っているらしく、これを使えば杏仁豆腐が作れるとか。あんずって意外と身近にあるものなんですね。
種を取ったら、小さく切って、沸騰させておいた鍋へ投入。
10分ぐらい煮込みます。
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その後、ゆでた汁を捨てます。
ゆでた汁に栄養が出てしまっているんじゃないの?と思う人もいたみたいですけど、相澤さんが言うには「果実だけでも十分ジャムの味が出る」とのことでした。
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そして、用意していた砂糖400gも一緒に投入。
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あとは10分ほど焦げ付かないように強火で混ぜる!
普通ジャムを作るとなると弱火で煮込むイメージがあったのですが、
今回は強火で10分!
強火で煮ることによって、あんずの色を損なうことなくジャムを作ることができるそうです。
確かにおいしそうに見える色も大事ですよね。
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もうできたの?と思うぐらいの時間でジャムが完成しました!!
あとは良く消毒した瓶に詰めるだけ。
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瓶詰したあんずジャムは本当に色もよく美味しそうです!
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自分が思っているジャム作りは、何時間もコトコト煮込んで、頑張ってかき混ぜて、ようやく出来上がるというイメージだっただけに、目から鱗が落ちる感じでした。
相澤さんが言うには
農家は調理にそんなに時間をかけることができないぐらいに忙しい。
そんな農家だからこその作り方をやってみました。
農家ではこのやり方で大量に作って食べています。
とのこと。
なるほど。
農家だからこそ生まれた無駄のない方法
だったんですね。
出来上がったあんずジャムを食べてみたら、そこまで甘くもなく、酸っぱさも少し残っていて、とても美味しかったです!
パンにつけて食べるのもいいですし、
ヨーグルトと混ぜて食べるのもよさそう!
みなさまもあんずジャムに興味がある方は、来年ぜひ参加してみてください!また、相澤農園さんからあんずを購入して自分で作ってみる、というのもいいですね!
このように、ちよだ地方連携ネットワークでは
「食を軸にした地方と都市の連携」を
様々な形で実践しています。
このような活動にご興味のある方がいらっしゃいましたら、以下のフォームより加盟申込ください。随時、地方と都市の連携に関連した情報を提供させていただきます!
※加盟は無料となっております。お気軽に申込ください。