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【映画感想】デンマークの実話
『愛を耕すひと』を観て来ました。
マッツ・ミケルセン!マッツ・ミケルセン!
あらすじ
マッツ・ミケルセンですよ!
かっこいい〜〜〜。
洋画好きとは言うものの、基本ハリウッドばかりですから、デンマーク映画とてもワクワクしました。
ハリウッド以外で観るの、東京国際映画祭以来、結構久々です。
サブスクでもハリウッドばかりだったので。
感想
感情移入したような、しなかったような。
妹と一緒に観て、少し感想を言い合ってみたのですが、実話ゆえなのか主人公に統一感があまりなかったように思われました。
行動に時々イライラしてしまう感じ。
とはいえ、ある程度予想のつく動きではありましたが。
あまり歴史に詳しくないですし、何が元になっているかもわからないので、とやかく言えないのですが。
ただ、淡々と進んでいくゆえなのか、時間の動きがあまり見えないように思われました。
もちろん、季節は動きますが、それだけって感じが少し。
徐々に距離が近くなっていくのもわかりますが、内部的な部分だけで、あまり季節の動きとリンクしているような、していないような。
多くは語らず映画とはいえ、背景ともう少し絡めてみても良かったかも〜と思いました。
とはいえ!!
普通に面白く感じましたよ。
ストーリーとしてはとても面白い。
しかし、あまり演出が私とハマらなかったのかもしれません。
マッツ・ミケルセンはかっこいいんですけどね。
若干の消化不良感です。
まあ、画としては綺麗ですし、オチもわるくない。
いや、アン・バーバラに関しては悲しくなるので、実話じゃなかったら許しませんよってところか。
実話を題材にするには、何が心打たれるものがないと満足できない体になってしまったのかもしれません。
脚色、大事。
でも、音楽良かったですね。
映画館で観れて良かったです。
それにしても、神のお兄さん、とてもかっこいい。
彼のラストこそ実話だから許せるけど、普通に映画として認めたくないものがある。
待って、実話であることが免罪符になってしまってる映画なのでは、これ。
さいごに
面白くないことはないですけどね。
ちょっと惜しい感じです。
実話を扱う利点があまり感じられなかったから、ちょっと好みじゃない映画になってしまったのかな。
難しいですねえええ。