【映画感想】初の試み。
はじめに
東京国際映画祭。
初の映画祭参加しました!
予定合う合わないシビアで、夜は予定があるため午前に…とは思ったものの昨日帰り遅かったんだよな。
個人的には別にここじゃなくても…な『異邦人』見たかったけど、都合がつかず!なぜ今日じゃない!
下調べはかなりした。でも日時が。
とはいえ、せっかくだし行きたい。
で、ほぼゲリラ的に、行ってきました。
まず『トラフィック』のチケットを先週の水曜日に、そして『三匹の去勢された羊』を本日零時すぎに。
よし、やるか。
三匹の去勢された羊
中国の映画です。
観客に中国の方が意外に多くてびっくり。
肝心の内容は。
うーん、これは私が反省なのか、イマイチわからなかった。
所々笑いどころがあるものの、大爆笑というほどでもなく。
てか笑っていいのかわからないけど、もいくつかあったけど、笑ってる人が結構いた。
お前ら中国から来たな。
それより、いや待て、これはコメディ映画だったのか。
コロナ禍でのドタバタが描かれていますが、本当にドタバタムービー。
題名から見てシリアス物だと思ったんだけどなあ。
一切シリアスではない、ということはないがコロナ禍大変!以上のものがあまり。
強いて言うなら最後、あの羊は生き残れたね、ってとこか。
息子が家に戻ってきたことは何かしらのメッセージ性はあるのだろうか。
あるとすれば国家はろくなもんじゃねえ、かな。
羊は抵抗したとて何もできない人々のメタファ…ではないな。
だって映像の中の人々が何もできていないことを示してしまっているもの。
逆に羊に希望を見出しているのか。
深読みして探ってみたら何か羊がメタファー的なものを持っているのかもしれないが、今日の考察タイムは終了。
これはコメディ映画でした。
追記(11月17日)
ウダウダ後日考えてみたら、これナンセンス文学ならぬナンセンス映画だと思えばかなり面白かったのではという気持ちになってきました。
ちょっと、もう一回見てみたい…。
トラフィック
初ルーマニア映画。
普段見ない国の映画が観たくて行ったのだからこちらが私の本日の本題。
映画は淡々とした感じで、普段ハリウッド映画や会話劇を好む私からすると少しばかり退屈。
首の痛みがかなり感じられた映画だった。
バック音声がかなり少なく、あまり緊張感が出ていないのかもしれないとも思ったり。
慣れってよくないね。
もちろん好きなシーンもあって、ナタリアが最後彼を受け入れない姿勢は変に理想化されていない女性で良かった。マジ。
全体的に登場人物が等身大というか、リアルにいそうで、私は完全にナタリアが好きになりました。
ただ、そんなナタリアではあるけど、子どもに対する姿勢はやや苦手なところも。
私自身親の立場ではないし、どちらかといえば子供であるので、最後の選択は少し寂しさを覚えました。
そしてQ&A参加しましたよ!
監督と出演俳優さんおふたり。
監督の話し方はかわいいし、俳優さんたちは優しそう。
もうそれだけで好きになりますよ。
映画内の2人はかなり嫌いでしたが。
全体的に男性に対してマイナスな描き方をしていた印象。
夫しかり友人しかりあのナタリアの名前を覚えていない富豪しかり。
さいごに
本当は別日他作品観に行きたいのですが、中々難しいので今回は1日のみでしたが、かなり楽しめました。
また映画祭参加しよう。
野外映画無料らしいので、暇だったらそちらに行こうかしら。
今日は『ダ・ヴィンチ・コード』を片目に帰りました。
観ればよかったけど、予定はあるし、途中からだったし。
また映画熱がフツフツと煮立っているので近々映画館に行きたい。
お金と時間が許せばになりますが。