[海外ドラマ感想] PERSON of INTEREST 犯罪予知ユニット:AIに全てを託してよいのか否か
『スター・ウォーズ』続三部作の J・J・エイブラムスのドラマである。
日本でも似たような設定のドラマがあったような気がするけど、それの元ネタと言ってよい。
元CIAの工作員だった主人公のジョンはとある事情から表向きは死亡したことにされ、ホームレス同然の生活をしていた。
そこへ、胡散臭さ百倍のハロルド・フィンチが接触してくる。
彼は天才的なエンジニアで大富豪。
AIを使って犯罪を未然に予測できるシステムを構築したので、それで導き出される犯罪を未然に防ぐ仕事を引き受けてほしいと依頼される。
最初は半信半疑で仕事を引き受けていたジョンもやがてフィンチと彼の構築したシステムを信じるようになる。
実はこのシステムは政府がテロ犯罪を未然に防ぐために使っているもので、フィンチはそのシステムが「無用」と判断しスルーした一般的な犯罪を独自に解決しようと動いているのであった。
例えば計画的な殺人とかそういったものである。
それが最終的には国家がらみの壮大な話になっていくので、長いけど最後までずっと目は離せない。
CIAってまじでこんななの?
こえぇぇ~…となること多数。
たぶん現実は違うよね。。
主人公のジョンは、元工作員というだけあって感情が死んだまるでロボットみたいな奴だし、フィンチも曲者である。
そんな感じでメンバーになっていく面々はどいつもこいつも一癖も二癖もあるような奴らばかりなんだけど、共に事件を解決していくうちに歪ながらも家族のような絆が生まれたりしてくるので、結構胸アツである。
それから、フィンチが大富豪なので、計画のために湯水のように金を使っていするので、それも見ていて何だか爽快だったりもする。
かなりシリアスなドラマではあるけど、どこか滑稽さがあり、それはひとえにフィンチを演じている マイケル・エマーソンの魅力なのではないだろうか。
参考になった!という人はスキをお願いします!