[海外ドラマ感想] マニアック:レトロフューチャーな舞台で展開するぶっ飛んだSF
Netflixシリーズ。
物語は主人公のアニーとオーウェンがとある製薬会社の治験に参加することにより始まる。
この治験に参加する人たちはそれぞれ人生に問題をかかえていて、このテストが精神的な治療をするものであり、治療中に起こる事件などを経て、アニーとオーウェンの交流や変化を描く。
って、まあ、わりとある感じのテーマのSFなんだけど、このドラマは一風変わっている。
登場する建物やインテリア、そしてファッションなどが70~80年代ちっくなのだ。
ものすごくファンシーな感じだし。
そして機械。
この物語には様々な機械が出てくるが、どれもこれも古臭い。
まさにレトロフューチャー。
この舞台装置のせいで各シーンに現実味がなくなって、まるで終始夢の中にいるような雰囲気を作り出している。
そして、登場人物たちが参加している治験の特徴から、精神世界の描写も多く、映像作品として見てもかなりぶっ飛んでいる。
80's が好きな人にとっては悶えるほどかわいいドラマかもしれない。
この感じは何なんだろう?? と思って調べるも、特に理由はないっぽい。
そういうデザインって感じなのだろうか。
このドラマはノルウェーのドラマを原案にしているらしいが、その元のドラマの情報が出てこない。
よって、このドラマの風変りな感じはその元のドラマ由縁のものなのか否か判断ができない。
主人公のアニーはかわいいけど、オーウェンくんはイケメンとは言えない感じの俳優さんなので、それがまた味になっている。
これがものすごいイケメンとかだったらもっと違った感じになるのかな~とか思いつつ見てしまった。
まあ、それはさておき、かなり「エモい」ドラマなのである。
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