息できないのは君のせい 2巻16話のはなし
「怒りの正体」
これ読み進めていってタイトルの答えが出てくるの良いよね…
2人とも自分の発言に後悔して反省してるの、人ができすぎているな…わたしは喧嘩すると反省もするけど自分を正当化して相手に対して怒りを持ち続けてしまうからこれなかなかできないんだよね
自分も辛いだろうに相手を慮る2人の心に泣けてしまう
マグカップの下に置かれた「ごめんね」のメッセージが切ない、矢野くん1人残った部屋でどんな表情してこれを書き残したんだろうと思うと胸が潰れそうになる
それでも社会人だから仕事はしないといけないわけで、生活リズムも真逆だし矢野くんは繁忙期だしで全く話せずな2人
矢野くん25歳で四年制大学卒ならまだ3年目だもんね、それで繁忙期でしょ、相当忙しいし心身ともにしんどいだろうな
書店勤務ならアルバイトの人たちもいるだろうから社員はその辺の人員管理もしないといけないだろうしな…肉体労働兼事務職だもん疲れるよな
帰ってきて玄関で寝てるの5年目までのわたしとまったく同じだよわかりすぎる
その時は実家暮らしだったけど、始発終電ばかりで家着いた途端緊張の糸が解けて倒れるんだよね…母親に起こされたり毛布かけられたりしてたな、起きたら毛布の中にねこがいたり
だからすごいわかる 志筑くんもそんな矢野くんみたら心配だし起こせないよね…寝てる矢野くんにブランケットかけてあげる志筑くん優しくて泣く
矢野くんのことをよく分かってる柴崎だったら上手くやれたのかなって呟く志筑くん辛いよ〜〜〜
これここまで矢野くん側の心理描写が一切ないのが良いな、志筑くん側から矢野くんのことが見えてこないことがわかると言うか
17話でやっと矢野くん側の視点が見られるところが良い
大家さんが苺を届けてくれるシーン、志筑くんて真面目でちゃんとした人だな〜っていうのが伝わる
そして大家さん、本当に優しくて良い人だな
志筑くんの怒りの正体が寂しさにあるところまで掘り下げていくプロセスが丁寧でここのやり取りすごく好き
自分の中で整理がついた志筑くんに柴崎から来たLINEがもうさ〜〜〜ギュッとなる
矢野くん泣かないで…
「迎え行く」最高わたしも迎えに行きたいくらいだよでも違うんだ矢野くんには志筑くん一択なので…最初から読者に出番などない…
でも矢野くん柴崎いて良かったよね本当にこういう時にそばにいてくれる人ってすごく貴重だよね
おまけがまた本当にかわいくてな!!
一緒にいる時間作ってくれるとこって、本当に好きなんだな…志筑くんはこういう時の無自覚がかわいすぎるんだよな…照れるのかわいい…
めちゃくちゃ良い高まりの中、次17話が最高の中の最高ですのでまた書こ〜〜