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[コラム] 続・知る人ぞ知る小貫蓬窓という俳人
小貫蓬窓という俳人を知っているだろうか。
知らないよね^^
私の曾祖父です。
▽詳しくはこちらの記事をどうぞ
お正月で実家に行ってひいじいさまについて新たな情報を得たので記しておこうと思います。
まずはこちらの新聞の切り抜き。
いつの記事かはわかりませんが、俳人だったじいさまが若いころに、「努力の青年」として褒めたたえられている記事です。
小貫新四郎というのひいじいさまの本名です。※蓬窓は俳号。
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雨の日も風の日も師の村まで徒歩で通い続けたなどとあります。
ちなみに、募集の記事なので、誰かが寄稿したのでしょうか。
その辺の詳細は不明です。
しかしまあ、こんな人の子孫がなぜ私みたいな快楽主義者になるのか謎ですね。
ドMっぽいところは似ているのかな。
で、こんなひいじいさまは、生涯大量の俳句を詠みました。
その大半は、家の屋根に穴が開いて雨風に晒されたために失われてしまいました。
藁ぶき屋根の家だったんですけどね、屋根から木が生えたり穴空いたりして、最終的にはぺしゃんこになったんですよ。私が学生くらいのころに。
▽どんな家だったのか前回の記事でも書いています。
なので、ひいじいさまの詠んだ俳句が発掘されるのは、稀なことなのです。
後で説明しますが、発掘が必要な家なんですね。
で、今回実家に帰ったらこんなものが飾られていました。
初めて見るものでした。
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これは!?
と父に尋ねると、やはり、発掘されたひいじいさまの俳句だとのことでした。
これが全部ひいじいさまの句ではなくて、俳句仲間の一覧のようです。
字を書いた人はひいじいさまではないようです。
全く読めません。
読める人います???
どれがひいじいさんのかもわからんのですが…
蓬窓っぽく見えるのはこれだと思うのですが、どうかな??
↓
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読める字がないのだけど。。。
試しに古文が読めるアプリで解析してみたけど、うまくいかず。
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PCの画面の写真を撮ったものと画像を直接解析したもので結果が大きく異なり。
二文字目は「雀」でいいような気もして、確かに「雀の尾」と読めなくもないです。
ただ、頭の文字がわかりません。雀関連の季語を調べてはみたけど…。
誰かわかりますか??
そもそも、これが本当に「蓬窓」なのかも怪しい気もします。。
追記:
コメントにて、
孔雀の尾ふれて牡丹の崩れたる
ではないかとの解読をしてもらいました。
なんとも色鮮やかな句ですね。
三羽 烏さん、歩行者bさんありがとうございます☆
ちなみに、こちらが小貫蓬窓の遺影です。
右の髭のおじいさんです。
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私が昔見た写真では、この髭がものすごく長く伸びて仙人みたいな姿でした。
ひいじいさまは私が生まれる前、ちょうど入れ替わりくらいに亡くなったので私は会ったことがありません。
うーん、あの写真発掘したいな。現存するのかな…。
我が実家・魔境
以前にも書いたのですが、私の実家は魔境です。
これは、私の母がごちゃごちゃまんなので、こうなっちゃうのですが…
発掘が必要な理由わかりますか…。
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上記で述べた蓬窓さんは父方の曾祖父なので母とは血のつながりはないのですが、どちらもごちゃごちゃどばぁなタイプで、その二つが合体してすごいことになっています。
この大量の何だかわからないものの中には、曾祖父の残したものもたくさんあるのですが、何しろカオスすぎて、何がどこにあるのかさっぱりわかりません。
しかも、この家には私は暮らしたことがないので、本当にどこに何があるかわからん。
ひいじいさんの俳句もごっそりどっかで出てきたっぽいのですが、それも秒でどこかへ失せてしまいました。
再発掘が検討されます。
私にはそんな気力はないわ…。と思ってたら、おネコさまに導かれました。
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二階は母が絵とか描いてた場所ですが、年とってしまって今はあまり足を踏み入れていないようです。
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うーん、ここに何かあるようには思えません。
おネコさまどこだ??と思ったら…
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私はそこには行けないよ~。
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上からめっちゃ見てくる。
しばらくじっと待っていたら近寄らせてくれました。
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でもこれ以上は近寄れず。
たまにしか帰らないから家族とは認められてないのでした。。
また次回。何か発見したら記事にしたいと思います。