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[春とギター] 作詞・作曲パート振り返り

なんかもう曲と向かい合っているうちに4月が終わってしまった感あります。

投稿された作品からコラボして曲を作っていく企画『春とギター』に参加されたみなさまありがとうございました。
小説パートが始まっていますが、いったんここで関わった曲や好きな曲など、一回振り返りしたいと思います。

既にここで紹介する曲から物語も生まれていますが、そちらはまた別途紹介したいと思います。

★私が絡んだのに抜けとかあるかもです。
抜けてるのあったらコメントで教えてください。

最初に言っておきますが、すごい情報量の記事なります。
小説パートの参考にもしてください。

実はまだ作ってる途中の曲もあるんですけど^^


『春とギター』は、PJさんとにゃんくしーさん共同開催の、みんなで曲を作る企画でした。
作り方は自由なんですが、企画に投稿された作品と自由にコラボって曲を作って行きました。

やってみて、これがwww
めっちゃカオスな感じで面白かったです。

なんか世界が増幅していって、私はずっとドラえもんの「バイバイン」という道具を思い出していました。
宇宙が曲で埋め尽くされちゃう的な。

★以下、私が関わっていない曲も含まれます。
お気に入りたちです。



◎春の行方

作詞:大橋ちよ/作曲:つるさん

最初の方でもうすごい昔みたいですが、私も詩をひとつ出しました。

それは暖かい日差しの中
踏み出す足元に芽吹く命
溶けてゆく君の声にも宿る
ほんの少しの痛みをわけて
くぐもる歌声も色にのせてゆける

詩:大橋ちよ

・・・

そこに、今回のイベントで大活躍の作曲神・つるさんが現われてたちどころに曲にしてくれました。

確かにこれは私が書いた詩なのですが、つるさんが歌うとすっかりつるさん色になるので不思議です。
優しさがプラスされるというか。

つるさん、私の詩で曲を作ってくださりありがとうございました。

・・・

もっと作詞もしたかったんですけど、もう一人私がいないとムリでしたねw

こちらの歌で物語を書いてくださる方も募集中です☆


◎散華

作詞:歩行者bさん/作曲:PJさん
作詞:歩行者bさん/作曲:大橋ちよ

はじまりは歩行者bさんの詩です。

散 華(さんげ)
こいごころ          恋心
てのひらに          手のひらに
にぎりしめ          握りしめ
あおぎみている        仰ぎ見ている
あふれるさくら        溢れる桜

はなびらは          花びらは
ぼくのてを          僕の手を
すりぬけて          すり抜けて
にじむかげに         滲む影に
きみをみつけた        君をみつけた

詩:歩行者bさん

この詩は、曲を作る人ならビビビッときちゃうでしょう。
きちゃいますよね。

抒情的で猛烈にメロディを乗せたくなる言葉…。

PJさんが早速ギターアレンジのステキな曲を作りました。

・・・

これに触発されて、なんと私も弾き語ってしまいまいました。
※注意※顔出ますよ(閲覧注意的なw)

私のギタースキルレベルは1くらいですww
それで弾ける範囲で曲を作ってみました。
また弾き語りやってみたいです。
自撮りをもっとどうにかしたいです。

・・・

そして、この曲をつるさんがアレンジしてくれました。

美しい男声ファルセットに私はノックダウンです。
中性的な雰囲気がこの曲にぴったりです。

・・・

さらに、まくらさんも歌ってくれました。

まくらさんのストロークに乗せて聞くと、ちょっと昭和っぽ香がただよいます。
四畳半風呂なしアパート的な。

ほら、物語が浮かんで来そうです。

・・・

続いて、今回のイベントの功労者のお一人、見据茶(みすてぃ)さんがボカロちゃんたちのコーラス隊でアカペラアレジをしてくれました。

私はボカロを使わないので、自分の作ったメロディをボカロちゃんたちが歌っているのがとっても新鮮でした。
それに歩行者bさんの詩の世界があいまって、なんだかものすごく、これはSFではないかっ!!!

と私の妄想は暴走したのでした。

・・・

で、作ってしまったSFリミックス。
最初は和風な曲にしたつもりでしたが、テクノになりました。

こういうことが起こるのも、コラボならではですね。

歩行者bさんありがとうございました☆



◎夜舞桜

作詞:スズムラさん/作曲:まくらさん

始まりはスズムラさんの詩です。

愛してるなんて言葉で
片付けないで
桜の花びらみたいな
貴方の心臓
握りしめたい衝動
止められない

詩:スズムラさん

闇っててすばらしい詩です。
歌詞にするのにぴったりなエモな世界観。

・・・

こちらにまくらんさが曲を付けました。

愛してるなんて言葉で
片付けないで 夜が来るから
桜の花びらみたいな
貴方の心臓に触れたい
握りしめてしまいたい
衝動を抑えきれない

少し歌詞改変されているので載せますね。

これを聞いた瞬間にですね、私はのけ反りましたね。
エモすぎです。

なんとまくらさんはこれが初作曲だそうですよ!
震えますよ。

・・・

そして衝動を抑えきれなくった私は、この曲のアレンジを作りました。

何かと魔改造しがちな私ですが、まくらさんのストロークをそのまま使いたいと思って原曲に忠実なアレンジにさせていただきました。

どうしても私も歌いたくて一緒に歌ってしまう自分を止められなかったです。

人間の声も楽器なので、合う合わないがあります。
私の声とまくらさんは声質が違っていますが合わせることができました。
よかったです^^

声が合わないと音程合ってるのに不協和音に聞こえたりするんですよね~。

まくらさんありがとうございました☆

・・・

この曲は人気でいろいろなバージョンが生まれましたね。

まくらさんのリテイク。オクターブ上で歌われているのでさらに念がこもった楽曲になりました。
熱いです🔥

・・・

そのリテイクバージョンに理生 -りお-さんがコーラスを入れました。

エモさマシマシです。
二人でライブしてほしいです。

・・・

つるさんもカバーしました

美しい。これは浄化バージョンです。
スズムラさんの詩の儚さも表現されています。

・・・

歩行者bさん歌唱バージョン

これはまた、同じ歌でも歌う人が違うとがらりと雰囲気がかわります。
歩行者bさんはとても丁寧に歌われていて、心の強さも感じられる歌声です。

・・・

たいき69さんバージョンです。

たいき69さんは本企画ではじめてお目にかかったのですが、その声に一目ぼれです。

ギターアレンジはオリジナルよりしっとりしていて、憂いを感じるアレンジです。
よい声です~。

・・・

なんとなんと~!作詞者ご本人の登場です☆

やっぱり作詞者ご本人が歌うの、よいです☆
音の加工の加減でラジオから流れる音のようで、実はこのバージョンすごく好きです。
映像作品と合体したらめちゃエモいものができるのでは? と妄想しています。

・・・

そして、この曲はまくらさんの長編小説『胸いっぱいのアイと情熱をアナタへ』のエンディングとしてAメロが追加されて完成したのでした!!

企画を通して作曲の楽しさに目覚め行くまくらさんを見ることができて感動的でした。
これからも曲作ってくださいね。



◎magnolia

作詞:riraさん/作曲:大橋ちよ

riraさんが各人が作ったヘッダー画像の合わせて詩を8編作りました。

その中から私の作った画像から生まれた詩に曲をつけさせていただきました。

遠くにいても
きみのこと考えてる
あの星たちが 瞬くのなら

幸せなんて
わかるはずもないけど
木蓮の甘い香り 空を越えて
きみまで響け 愛のうた

詩:riraさん

中学生のころに『ぼくの地球を守って』と言う漫画にドはまりしてて、その物語は私を形成する一部でもあるのですが、この詩はその漫画の世界を彷彿とさせるものでした。

『ぼく地球』はとても一言では語れない壮大なストーリーなのですが、かいつまんで説明すると…地球を観察するために月に基地を作り滞在していた異星人たちが、いろいろあって全滅し、地球に転生して日本の普通の高校生になっており、偶然お互い接触したことにより前世の記憶を徐々に思い出していく…みたいなお話です。

それで、異星人たちの名前が花の名前になっていて、主人公の一人がモクレンって言うんです。

物語はSFなのですが、モクレンがわりとファンタジーなキャラクターでちょっとドライアドっぽい妖精っぽい人で、そんな彼女のことを思い浮かべなから(シオンの気持になりながら…)作っていたらこんな曲になりました。

三拍子の曲ですが、途中で7拍子になったり一部変拍子になっています。
それから後半のドラムは4拍子で、3拍子と4拍子が同時に進行するポリリズムにしてみました。

不思議な雰囲気が出たかな。
自分でも気に入ってる曲です。

riraさんありがとう☆



◎君に捧ぐ、桜色。

作詞:Q_nineさん/作曲:大橋ちよ

発端はQ_nineさんの詩です。

春色の空 想い巡る
暖かな陽だまり 君とふたり

水色の楽譜に 音を浮かべて
僕たちだけの 散り行(ゆ)く詩(うた)

詩:Q_nineさん

とっても美し詩です。うっとりです。
声に出したい言葉とはこのことか…と。

にゃんくしーパイセンに紹介してもらって詩を拝見して一目惚れ☆
曲をつけさせていただきました。

言葉から自然とメロディが出てくる詩でしたよ。
この詩に中には登場人物が二人いるのですが、その関係を妄想するのも楽しいところです。

物語…生まれちゃいますね。

この曲もたくさんアレンジしていただきました。

PJさんバージョン

ギターアレンジしてくれました。
PJさん色の曲になって爽やかでかっこよいバージョンです。
自分の作った曲をアレンジしてもらうのがとても楽しいです^^

・・・

まくらさんの弾き語りバージョン

私のバージョンと併せて弾き語ってくれました。
私はこの曲を弾き語れなかったので嬉しいです。

何でか、まくらさんが私の曲を弾き語ると昭和の香がしてきます。
お花畑でオーバーオールを着た二人が歌っているような、平和な幻覚が見えました。

・・・

みんなが歌いたくなるような曲になって嬉しいです。
Q_nineさんありがとうございました。



◎鼓舞

作詞:ららさん/作曲:大橋ちよ

はじまりはららさんの詩です。

「こちらの詩が私の曲とあいそう!」とPJさんに紹介してもらって私は出会ったのでした、ららさんの詩と。

『鼓舞』

からだから溢れるはじまりの振動
音と呼ぶべきか
神の啓示のような雷鳴か
熱を帯びた この身から蒸発して
期待は気体となって 上昇していく
人間の作りだした機体をも押し上げて
雲を創り出し 太陽神に焦がされる
蜘蛛の足のような継ぎ目のように
好みの雲の継ぎ目から時折 太陽神の光の一部を地上へと
人間が掴めるように 目で分かるように 
雨 雪 雷
歓喜と怒涛の乞えが入り混じる
水になり 液体となって 益を得る
雨降って地固まらず
沼となり 新世界を創り出す
もっと奥へ 粘着質
やがて枯渇し 個体となり 私の鼓隊となる
鼓隊は打ち鳴らす 芯の憎悪を壊すほどに
鼓動が充満する
この身から出た振動の数々が
皆に伝染し 震えあがる
興奮と熱狂の渦は
またあらたな期待を舞い上がらせ
脈打つように鼓舞する

詩:ららさん

私はこの詩に射抜かれてしまって、ぜひ曲をつけたいと思いました。
『春とギター』という企画の中でしたが、ちょっともうギターだけのアレンジではどうにも表現しきれないと思って、私も大橋ちよ全解放で臨むことにしました。
そして完成した曲がこちらです。

この曲はできればイヤホンやヘッドフォンで爆音で聞いてください。

地鳴りのような音からはじまり、これは歌ではなく最初は朗読にしようと思ってそうしました。
途中から歌になっていくイメージです。

この詩の中には同じ音で異なる意味の言葉が続いたり、同じ子音の言葉続いたりと音で遊んでいるようなところがありますので、言葉の発音と音程に違和感がないようにメロディを作りました。

また、古代から脈々と受け継ぐ本能に突き動かされるような、そういうイメージがあったので、途中からガン踊りできるようなグルーヴも出せるようにしてみました。
PJさんがららさんと私をマッチングしたのには、何かの直観が働いたのかもしれませんね。
すばらしい出会いでした。

ららさんありがとうございます☆

この曲のイメージが『春弦サビ小説』のオープニング曲にも繋がって行ったのかなと思います。



◎Note ~約束の村~

詩:Sen-singさん/BGM・朗読:大橋ちよ

作詞・作曲:Sen-singさん
編曲:見据茶(みすてぃ)さん・大橋ちよ

はじまりはSen-singさんの詩です。

Note ~約束の村~

 週末が羽根をたたんで眠る夜は
 誰かがノートを書き始め   
 目に見えない 何かを言葉にしています

 夜は更け もうすぐ月曜やって来る
 誰かはイラスト描いてます
 たいせつな 心のカタチに色を付け

 いつの間に 東の空が明けてゆく
 誰かが歌を運んでた
 ハミングと 小鳥の声が重なって

 春の朝 見知らぬ人が集まって
 ノートは村になりました

詩:Sen-singさん

この詩を読んで、私は朗読をしたくなりました。
今回の企画で私は朗読熱が上がっております。

せっかく『春とギター』ですので、ギターのBGMを作って朗読しました。

この詩はいろいろな人の心を動かしたくさんの作品が生まれ続けています。

・・・

つるさんバージョン

この企画、同じ詩から異なる曲が生まれるのがとても良いです。
ウクレレの弾き語りで、のどかな風景が見えるような曲です。

・・・

こうして『Note ~約束の村~』が動き出すと、Sen-singさんご本人もメロデイを作って世界が広がりました。
こちらは、見据茶(みすてぃ)さんが編曲され、最後に私がちょこっと手を入れて動画にしたものです。

歌詞が少し変わっていますので載せますね。

Note ~約束の村~

週末が羽根を たたんで眠る夜
誰かがノートを 書き始めています
目に見えない ものを 言葉にして

夜は更けもうすぐ 月曜が来る
誰かはイラスト描いてます
たいせつな 心に 色をつけて

いつの間に東の 空が明けてゆく
誰かが歌を 運んでいます
ハミングと 小鳥の 声を重ねて

春の朝ノートは 村になりました

詩:Sen-singさん

山と草原に朝日がか輝くNoteの村が見えるような爽やかな曲です。
見据茶(みすてぃ)さんが構築した楽曲を見させてもらうのは、とっても勉強になりました。

・・・

そして、この曲を歌ってほしい…と見据茶(みすてぃ)さんが記事で書かれていたので、私も編曲に挑戦することになりました。
完成したのがこちら。

ボカロちゃんの声を聞くとどうしてもエレクトロにしたくなり、このようなアレンジになりました。
私だけで歌うより詠音サクさんにも一緒に歌ってほしくて共演しました。

普段、自分では使わないコード進行などのアレンジをするのがとても新鮮で楽しかったです。

Sen-singさん、みすてぃさんありがとうございました☆



◎木蓮の恋

作詞:BRILLIANT_Sさん/作曲:にゃんくしーさん
編曲:大橋ちよ

BRILLIANT_Sさんの詩から始まりました。

『木蓮の恋』

窓辺でうたた寝したら 
あなたの夢を見た
春風髪を揺らした
まるで撫でられたよう・・・
木蓮の花が咲いて
私の恋も咲きそうよ
曲がり角歩けば
偶然会えるかも、なんて
春の暖かさが
口紅まで|蕩(とろ)かせる
ねえ 気付いてね?
ふたりの季節にしましょう

詩:BRILLIANT_Sさん

こちらの詩ににゃんくしーさんが弾き語りで曲をつけました。
そして、BRILLIANT_Sさんがそれを歌われるとのことで、私が伴奏を作ることになりました。

私は耳コピは得意ではないのですが、にゃんくしーさんがコードを教えてくれたので曲を再現することができました。
この作業は本当に勉強になりました。ありがとうございます☆

そしてBRILLIANT_Sさんがこのトラックに合わせて歌を録ってくださいました。

伴奏に合わせて声だけの歌を録ってもらえると、トラックとミックスすることができます。
※最近ではAIが簡単に声だけ抽出もしてくれるますが、やはり歌だけの音があるとよいのです。

こちらの歌声を使わせてもらって、曲を完成させました。

歌詞が少し変わっていますので載せます。

『木蓮の恋』

窓辺でうたた寝したら
あなたの夢を見た
春風髪を揺らした
まるで撫でられたよう・・・

木蓮の花が咲いて
私の恋も咲きそうよ

曲がり角歩けば
偶然会えるかも、なんて

春の暖かさが
口紅まで蕩かせる
ねえ 気付いてね?
ふたりの季節にしましょう

詩:BRILLIANT_Sさん

とっても美しい曲になりました。
『春とギター』ならではのコラボです。

BRILLIANT_Sさん、にゃんくしーさんありがとうございました☆



◎手の上の桜

作詞:ミモザさん/作曲:にゃんくしーさん
編曲:見据茶(みすてぃ)さん・大橋ちよ

はじまりはミモザさんのこちらの詩。

「 手の上の桜 」

手のひらに 桜あつめて夜散歩
手にのせた 桜かすかにあたたかく
手の桜の重さ 溜息ためいきの重さ
手に入れた桜をすぐに風さらう
手の上に残る桜を捨てて帰る
わたしを誰かさらってよ

詩:ミモザさん

コメント欄にて演歌でいくことが決まり、にゃんくしーさんが弾き語りで曲をつけました。
それを見据茶(みすてぃ)さんが編曲して、私が歌いました。

いろいろな人の個性が加わって、最終的に完成したのがこちらです。

歌詞が変わっているので載せます。

「 手の上の桜 」

手のひらに  桜あつめて夜散歩
手にのせた 桜かすかにあたたかく
手の桜重さ 溜息重さ
手に入れた桜すぐ風さらう
手の上に残る桜を捨てて帰る
ぬくもりなくし 独りで月夜を歩く
わたしを 誰か さらってよ

見据茶(みすてぃ)さんが編曲した時点でだいぶお洒落演歌になっていたのですが、それをディスコ調にしたのは私ですw

これはあまり演歌演歌しない感じで歌った方がよさそうと思って、ド演歌な感じではなく歌ってみました。

こちらの曲も人気があり、歌ってみたが続きました。

・・・

まくらさん弾き語りバージョン

またまた昭和の香がw
流しの弾き語り登場です。

・・・

そして作詞者ご本人も登場です。

こちらも哀愁漂うバージョンでしっとりです。
ギター伴奏で歌うと、より演歌ぽくなりますね。

ミモザさん、にゃんくしーさん、みすてぃさん、ありがとうございました☆



◎花吹雪

作詞:羽根宮糸夜さん/作曲:理生 -りお-さん

この曲は私は関わっていないものですが、推し曲です!

はじまりは羽根宮糸夜さんの詩です。

花吹雪
風に舞い散る
儚さと
切なさ滲む
ギターの音色

いつからか
耳を澄ませて
歩いてた
かすかな音も
拾えるように

一瞬で
咲き 一瞬で
降り積もる
桜花爛漫
花吹雪

詩:羽根宮糸夜さん

ショートショートの中で書いてくださった詩でした。
こちらを、理生 -りお-さんが曲にしました。

まだ聞いてない人はぜひ聞いてほしい。
鳥肌たちましたよ。

ボカロの読音サクちゃんは見据茶(みすてぃ)さんが入れています。
桜のようなワンピースを着た女の子たちがこの曲に合わせて踊っている姿が見えちゃいましたよ。



◎ 桜の下で、また

詩:春永睦月さん/BGM・朗読:大橋ちよ
詩:春永睦月さん/作曲:Udio.AI

春永睦月さんがショートショートの中に書かれた詩が美しすぎて…。

まるで万葉集から抜け出してきたかのようなこの詩は、歌うよりも朗読にしたいと思って作りました。

薄紅を溶く白絹《しらぎぬ》の
君の白い横顔に
肌理《きめ》細かなその肌の
紅いろに唇を 寄せて誓おう
二世《にせ》の契りを

抜粋:詩:春永睦月さん

古代の日本を思わせるようなBGMを背景に読ませていただきました。

・・・

AI使いの春永睦月さんがご自分でも詩に曲をつけています。

これはすごいっす。AIすごいなー。
miletっぽい感じでエモーショナルです。

別バージョンも。

また雰囲気が違っていてよいです☆

春永睦月さん、インスピレーションたくさんいただきました。
ありがとうございます☆



◎赤い月

作詞:春永睦月さん/作曲:大橋ちよ

滅びの歌
作詞:春永睦月さん/作曲:つるさん

はじまりは春永睦月さんの詩です。

全て潰えたと気付くのは
いつも失ってからのこと
手のひらには自分が握りしめた
五指の跡が三日月となり
赤い刻印を遺すだけ

滅びの歌 嘆きのアリア
胸を引き裂くように 夜空に響け
忌まわしいほどに 銀を湛え輝く
満月を赤く染めるほどに

詩:春永睦月さん

こちらの詩は、私の厨二心を射抜きまくりでして、これはもう、曲にせずにはおれない…という感じでした。
春永睦月さんの記事によりますと、Kalafinaという音楽ユニットのアルバム『Red Moon』から着想を得たとのことです。

なのですが、私はこの詩を読んで真っ先に『ラグナクリムゾン』というアニメを想いました。
そのお話に「銀器姫」という人が出て来るんですけどね。その人と主人公のラグナ気持ちを歌っているような詩だなって思ったんです。

いや、何の話? なんですけど、簡単にこの二人の関係を説明できないので割愛します。
とにかく聞いてください。

三拍子の曲です。
意外性のある展開に挑戦しました。

春永睦月さん、かっこよい詩をありがとうございます。
厨二全開で作らさせていただきました。

・・・

こちらの曲、夜中にをアップしたんですけど、なんとその翌朝につるさんがスピンオフ的な曲をアップされました。
その名も『滅びの歌』

『赤い月』から着想を得て作ってくれました。
譚詩曲といういうのでしょうか。物語を語る曲になっていて、すばらしいです。

つるさん曲作るの早くないですかっ!!!
精神と時の部屋を持っているとか…。



◎春よ、来い

今回、たくさんの弾き語りカバーも公開されました。
その中で、たいき69さんの声がすばらしくて、ご紹介したいです。

私、男声の高めの声が好きなんですね。
そしてユーミンのこの曲も大好きなのです。
ギターのアレンジかっこよいです。

すばしいです。男性の歌う『春よ、来い』もめちゃよいですね。

ありがとうございます☆



番外編

◎夢の中まで(混濁)

詩:大橋ちよ
作詞・作曲:Chrysanthemum_Tokyoさん

まずはこちらの曲をお聞きください。

かっこよすぎではないでしょうか。

こちらの曲は私の『混濁』という詩から着想を得て完成させてくださったそうです。
cofumiさんの企画で書いた詩でした。

これは『春とギター』の枠を飛び出して展開していました。

Chrysanthemum_Tokyoさん曲がかっこよすぎでひっくり返りました。
ありがとうございます☆



さて、ひとまず、これで『春とギター』の作詞・作曲パートの振り返りを終わりたいと思います。

実はまだ宿題残ってます。
作っている曲が完成したら追ってご紹介しますね。


『春とギター』は小説を書くフェーズに移行しています。
小説書きたい民はぜひ募集要項をチェックしてください。

▽ どの作品から小説書こうか迷ったらこちら!

言っときますけど、私、音楽より小説書きたくてnoteに居ますからねっ!!!
書きますよ、小説も!!

引き続きよろしくお願いします。

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