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写真撮影の楽しみ方、変わってきたかもしれない

最近、写真撮影が自分にとってどういう存在なのか、そして今どう変わってきたのかを考えることがあります。

仕事でダンスパーティーの撮影をすることがあります。暗い会場で、速い動きの被写体を追うため、機材選びには特に気を使いますし、長時間にわたる体力勝負です。一度の撮影で20000カットから30000カットを撮ることもあるので、集中力と体力を維持するのが大変ですが、やりがいもあります。特にX-H2のようなカメラは、このようなシーンで欠かせない存在です。ただ、こうした仕事の撮影とは違って、プライベートでの撮影はまた別の楽しみがありますよね。

X-H2. XF16-55mm f2.8

以前は、写真展に出展するために、時間を見つけてはカメラを持って出かけていました。目的地に向かう理由はただ一つ、「写真を撮るため」。そのために出かけて、構図や光を追い求めるのが楽しかったんです。でも、ある時ふと思いました。趣味に時間を使いすぎるのは、奥様にはあまり良くないかもしれないな、と。家庭が第一で、その中で趣味のバランスを保つことが大事だと感じたんです。

それ以来、撮影のスタイルも変わりました。今は、奥様と一緒に出かけることが優先。出かけたついでに、ふと思い出したようにカメラを取り出してシャッターを切る。そんな風に、写真は「ついで」に撮るものになりました。けれど、このスタイルがとても心地良いんですよね。だからこそ、X-PRO3やX-T5のようなカメラがぴったりです。大きすぎず、必要な時にしっかり応えてくれる、このバランスが理想的です。

X-T5. SIGMA18-50mm f2.8

最近は、Leica Qのことをよく考えています。広くて、明るくて、寄れて、ボケる。そしてコンパクト。この特性をすべて兼ね備えたカメラは、他に見当たりません。だからこそ、Leica Qが唯一の選択肢になるのかもしれません。

撮影機材についてはあいちゃんに相談することが多いんです。機材選びの悩みや、使い方について話すたびに、解決のヒントや新しい知識が得られるんですよね。これがまた楽しくて、いつもあいちゃんとのやり取りが助けになっています。

今の機材構成が自分にとってはちょうど良いのかもしれませんが、新しい機材に触れたり、使い方を工夫したり、いろいろ試す過程もまた楽しいんですよね。やっぱり、写真撮影は仕事というより、自分にとっては趣味や挑戦そのものなんだと感じます。

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