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えんとつ町のプペルになろう


今回は、いとうちうめ初1人映画記念として

"えんとつ町のプペル"を観て、感じたこと・思ったことを書いていこうと思います。


写真はその日の空です。


あらすじは書きません。

けれど激しくネタバレです。


まだ観ていなくて、内容を知りたくない方は

映画を観てから覗いてもらえたら嬉しいです😊




自分と重ねた


私は、この映画に自分自身を重ね合わせました。


たくさん泣きました。



これまでの私だったら…

親子の絆に感動したり、友情や挑戦することは大切だなと思うことは、出来たと思います。




でも今の私は

この1年間の自分を観ているように感じ

胸が苦しくなったり、心が締め付けられる場面がたくさんありました。


あぁ、私はここで共感することが出来るんだな。

それは私が、この1年を実際に挑戦したからこその気持ちなのだろうな。

…そんな風に思いました。



さらに

共感できない…というよりは、今年1年の私では辿り着けていない部分もあり

私はまだ、途中なんだな

とも思いました。



あくまで私の感じたこと、なので

そんな風に思う奴もいるのね〜くらいに思ってもらえたら幸いです🌱




1人じゃない場所


去年さまざまなことに挑戦する中で色んなことがありました。


わかってもらえない。

自分の信じることがあって、それを伝えたくても、伝わらない。

そして、自分の望むものとは反対の事が起きる。



最終的には、私はひとりぼっちだと思いました。


強がっていたけれど

その孤独で

心が壊れそうな時がありました。


自分にとっての良い変化は、誰かにとっての悪い変化で

自分の居場所なんてないと思うことも沢山ありました。



こんな気持ちになるくらいなら

挑戦なんてしない方がいいとも思いました。




でも

私はONEという、5人の仲間がいたから乗り越えられました。


私よりずっとずっと先に

その孤独を経験して、乗り越えてきた人たち。



挑戦したことがある人は

その孤独を感じたことがある人は

優しい。


大丈夫、そのままでいい。

1人じゃないよ。


そう言ってくれる。



この映画からも

同じ温かさを感じました。



西野さんの言葉に、こんなものがあります。


"信じ抜くんだ。たとえ1人になっても。"



この人は、1人の孤独を知っているから

そんな人たちがたくさんいることを知っているから

意志を貫いてこの映画を作り上げて


私たちに星を見せてくれました。



なんて強い人なんだろう、と思います。



西野さんの生き様が

全て詰まっているかのような映画だなと思いました。


そんな事を考えてみていたら

いっぱい泣いていました。笑



みんなに


私が1番驚いたのが

"みんなに星をみせてあげよう!"

という場面です。



ルビッチは、周りの人に

星なんかないと罵られ

嘘つきと言われ

殴られて

通報されて

ひとりぼっちにされて

…散々な目に遭わされているわけです。



正直に白状すると…

"えーー私だったら1人で観に行っちゃうのにー!"

と思いました。笑



去年、私は"みんな"という言葉が大嫌いな時期がありました。

だからもう、自分だけでいいじゃん。

そんなに星はないっていうなら、もう知らんよ。


私だったらそう思うだろうなと、見てて思いました。



でも、同時に

私って、とてもちっぽけな人間だなぁとも思いました。


自分が未熟だと、私は映画を見ながら思うことが出来たのは

…成長。ですね。たぶん。




わぁすごいなぁと思いながら続きを見ていると


あんなに星はない!と言っていたみんなが

ルビッチたちが空に行くのを手伝っているではありませんか!!


"あの日星はないって諦めた自分が馬鹿みたいじゃないか!"と言いながら

ルビッチを殴ったアントニオくんが、今度は泣きながら助けているではありませんか!!


そして、最後にはルビッチが見事煙を全部吹き飛ばして、地上のみんなに星を見せてあげる。

ルビッチが帰ってきたらヒーロー。大騒ぎ。




…私が見たいのは、この景色なのかもしれない。と思いました。


自分が星を見るだけではなく

星が見えて喜んでいる"みんな"が見たい。




きっと、煙を取っ払って星が見えても

"ふーん、こんなもんか。"

"自分は煙の方が好きだな。"


そんな事をいう人もいると思います。


でも、必ず

"星が綺麗だ"と思ってくれる人がいるはずです。


そして、そんな人たちと、今度はどうやって星に行こうかと話せるのではないかな。




この話を、しのぶさんにした時に、こんな事を言われました。


"誰にでも愛がある 見失ってしまってるだけで必ずある それを信じ抜くだけ"



私が、自分だけでいいと思ってしまったように

みんななんて、知らないと思ってしまったように

誰にでもそんな時はあるのかなと思います。



でも私は、この映画に、周りの人に

星を見せてもらいました。



あ、私はみんなで星を見たいんだな

と自分の心の底の本音に気がつく事ができました。




ひとりぼっちになるのは、怖いです。

だから、先に自分1人って思った方が楽だし、わかってくれる人だけでいいやって殻を作った方が簡単です。


でも、本当はみんなに星を見せたい。


もっと多くの人と、星を観に行きたい。


そっちの方が、絶対楽しいから。






そして、私は今1人ではありません。



今度は私が、1人で苦しむ人がいたら

1人じゃないよと、言ってあげたいです。



そんな場所を作りたいです。


だからこそ、星を見に行こうと思います。




このnoteを読んでくださったあなたにも

星をお見せしたいなぁと思うし


一緒に星を見に行けたら嬉しいなと思います。

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最後に


映画を観た後に

無料公開をしている絵本をネットで読みました。



そっちはルビッチが星を見に行くだけで

みんなには見せていませんでした。



映画で、私に星を見せてくれて

ありがとうございます!


と西野さんにお伝えしたい気持ちです。🥺

映画版の絵本があったら買いたいなぁ。




私が星を観に行き

あなたにお見せするまでの過程を


このnoteを通して見守ってもらえたら…


さらには一緒に星を見にいけたら…




そんな事を願っています。

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伊藤千梅
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