初めて交わった線
こんにちは☀️
またまた覗いていただき、ありがとうございます!
今日はよしみさんのお話。
今、すっごくお世話になってるよしみさん
現FC十文字VENTUSのキャプテンでGK。23歳。
今は、共同で日めくりカレンダーをTwitterでやってみたり
(知らない方は@yoshimimiki16を見てみてくださいね!)
どうしたらチームを知ってもらえるか…
良くしていけるか…
そんなことを電話していると、話が止まらなくなります。
でも1年前は、同じチームだけどほとんど話したこともない。
"ぶっちゃけていうなら、信用はしてなかったね確実に"
"試合に出てるひと、っていう勝手な線引きをしてたかも"
最近の私たちの実際の会話
私に関していえば、信用に値するものを見せれていない、やれていない。
よしみさんもよしみさんで、頑なだった部分もある。
お互いが少しずついい意味で変わったことで
今の関係があるんだなと思います。
そんな風にちょっとずつ変わっていく中で
初めてお互いが真正面から関わった時のお話です。
注意する優しさ
去年の12月。
もうシーズンは終わっていた時期の、なんでもない普通の練習の日に、よしみさんからいきなり注意を受けました。
よしみさん自身が、少し変わった後の話です。
"ボールの空気入れのしまい方がわからないってどういうこと?"
"言わなきゃやらないよね"
道具の準備は、練習に早く来れた人がやる。
私は学校の関係で、練習場への到着がそんなに早くはない。
だから準備もほとんどやった事がなく、新しくなった充電式の空気入れの使い方も、しまい方も何も知らなかった。
でも、そんなのは言い訳でしかないです。
休日の練習でもなんでも、やり方は知ろうと思えばいつでも知ることができるのに、私は知ろうとしていなかった。
下っ端だからやれ、とかそういう意味ではなく
"やってもらってることが当たり前"
になっていた私をバシッと注意してくれました。
正直、めちゃくちゃ焦りました笑
え、たしかに。空気入れの使い方知らないってだいぶやばいな自分…
今までこれを誰かがやってくれていたのも知らなかったのは…これはひどい…
あまりにも遅い気づきです。
でも、ここで言ってくれて、本当にありがたかったです。
心を入れ替えたはずだけど
ほんの少しだけ心を入れ替えた次の日
練習試合の準備をしなければならない
でも就活の予定があって練習後すぐ向かわなければならない
これまでの私だったら、お礼だけ言ってさっさと帰っていたと思います。
でも、昨日の今日でそれはさすがに出来ませんでした。
何もしないのはダメだ!と思ってダッシュで荷物を運びました。
ただ、テーピングの準備だけはどうしてもやっていたら間に合わない…
近くにいた人に、このテーピングとこのテーピングは使う人が多いので多めに入れておいてくださいとお願いをして、たくさん謝りながら先にシャワーを浴びました。
ちょうど帰ろうとしたその時
テーピングの準備をしてくれていたよしみさんに遭遇。笑
"ちう、まだテーピング終わってなかったんだよ"
"こういうとこで周り見えないから、試合でも周りが見えないんだよ"
近くにいた人にお願いしますって言ったのに…
知ってたけど…用事があったから…
と、心の中で沢山言い訳が出てきたけど
ごめんなさい、ありがとうございます。とだけ言い残してその時は帰りました。
受け入れてくれる人
なんでこんなに正確に覚えているのかというと
その時の私がこれをとみちゃんにLINEで愚痴っていたからです。笑
すっごくモヤモヤしました。
でも、LINEで愚痴ってるだけの自分にもモヤモヤしました。
次の日の練習試合。
アップ前グラウンドに用具を運ぶ、それにまず私は命をかけました。
1番にしばさんの車を出迎えてやる
そんな気持ちで全力で外に出たら、そこにはすでによしみさんの姿がありました。
この人は、人に言うだけ自分が行動してるんだなぁ。
と、素直に思いました。
外で2人きりになったので、意を決して前日のモヤモヤ、思ってることを全部伝えました。
やろうとしてても、やれてないだろ!ってまた怒られるかと思ったけど
気づいてたんならいい。やろうとしてたならいい。やろうとしてたのは伝わった。それでいい。
…と言ってくれました。
あー良かった、すっきりした〜。
よしもっと頑張ろう!
…とはなったけど、本当の意味ではまだ、よしみさんの言いたいことはわかってなかったのだなと、今は思います。
まぁ、年も若い方だし、やらなきゃね〜
くらいの感覚というか…
考えがまだまだ浅かったと思います。
みている人
そして練習試合。
Aが先にアップをして、Bは後からアップを始めるいつものパターン。
後からアップの時は、どこにいてもいいし、何をしてても良い。その日は控え室があったので、みんなそれぞれ自分の準備のために、室内で準備をしていました。
いつもだったら、私も室内でストレッチをしていたと思います。
ただ、その日はなんとなーく
本当になんとなーく
外に出て、Aのアップを横目にベンチコートを全部畳んでから、外でストレッチをしました。
試合が終わって、帰りの準備も終わって、さぁ帰ろう!という時
"ちう、そういうことだよ"
と、よしみさんに言われました。
"今日試合前にあの話をして、そしたらちうは今日はいつもと違ってAのアップの時外にいて、みんなのために動いてた。"
"そういうことだよ"
そうです。私はその時やっと、よしみさんが3日にわたって言ってくれたことの意味が、完全にわかった気がしました。
本当に小さなことです。
自分のために試合に向けての準備をするのはすごく大切なこと。
でも、その時間をほんの少し割いて、チームのためにほんの少しだけ動けるか。
"ほんの少しだけでも、周りに目を向けれるか"
よしみさんは自分のアップをしている時に、私が外に出ていたのをみていた。
そしてそれを褒めてくれた。
自分がやっているから、本当に周りをみているから
だから他の人の小さなチームのための動きにも気がつける。
それを伝えたかったのだなと、ようやくわかりました。
よしみさん、今正直に言いますね。
私あの時外に出てたのは、なんとなくでした。
よしみさんがそうやって肯定してくれてやっと理解しました。
よしみさんが思ってるより、一段階理解が遅かった私でした。
周りを常にみて、いいと思ったら伝えてくれる、そんなよしみさんがいなかったら、気がつけていなかったかもしれないです。
だから本当に、ありがとうございます。
これが、私が少しずつ変わろうとし始める、最初の出来事だった気がします。
そしてよしみさんという人を
初めて知った時
初めてしっかり関わった時、だと思います。
注意をしてくれたこと、モヤモヤも受け入れてくれたこと、良いと思ったら伝えてくれたこと。
とても感謝しているし
その周りをみる力は、よしみさんのすごいところだなと思います。
まだまだここから
こうしてみてみると
半年前の私は、今よりもっとひどかったですね。
ツッコミどころ満載です。
準備してないんかい!
予定いれてるんかい!
愚痴ってるんかい!
なんとなくなのかい!
などなど…
書いていてうわぁ…と恥ずかしくなりました。
まだまだ、至らない点は沢山あります。
本当に、まだまだです。
でもこうしてダメな時はダメと言ってくれる
良い時は褒めてくれる
そんなキャプテンがいます。
なんと心強いんでしょう。
私の成長は、さらにここからです。
よしみさんについては、また書けたらなと思います。
読んでくださったあなたに
よしみさんの魅力が伝わってたら嬉しいです。
もっと伝えられるように。
もっと一緒に頑張れるように。
ちうめ