採用にかかるお金(1/3回目)
私は採用に関してはまったくの素人ですが、本業で採用も担当しています。
弊社はベンチャー企業で社員数も10人と少ないです。採用は死活問題なので、創業メンバーの1人として携わっています。
採用にかける予算は無いので、いかにお金をかけず採用するかが結構頭の痛い課題です。
ここ1年くらい、様々な採用セミナーに行き最新の情報を仕入れています。
お金と絡め3回に分けて、まとめたいと思います。
皆さんご存知の通り、日本では人手不足が深刻な問題となっています。
人口減少と高齢化による労働人口の減少、仕事を探している人たちの価値観の多様化により、人材獲得の競争がますます激化しています。
採用の手段
1.ハローワークに求人票を出す
2.求人広告媒体(@TYPE、リクナビ、マイナビなど)へ掲載
3.人材紹介会社を利用
4.WEB(ダイレクトリクルーティング)で情報発信
5.リファラル(知り合いなどの口コミによる紹介)
それぞれのメリットデメリット(費用面含む)
1.ハローワーク
メリット:無料で出せる。
デメリット:求人票は自分たちで作成するため、本当に欲しい人材から応募があるとは限らない。
ハローワークからの電話問合せ対応が多く発生する。(通常業務に差し支えるくらいと聞く)
2.求人広告媒体
メリット:たくさんの応募者の目に触れるチャンスがある。
デメリット:料金が高い。4週間で40万円~120万円が相場。
「スカウトメール」といって応募者に直接お誘いメールを送れるが、たいていは送り切れないで期限切れ。
=作業工数が半端なくかかるため。
3.人材紹介会社
メリット:プロが、希望する人材に近い人物を紹介してくれる。
デメリット:報酬は、採用者の年収の30%を翌月に支払う。つまり採用した人がお金を稼ぐ前に、人材紹介会社へ支払いをしなくてはならない。
4.WEB(ダイレクトリクルーティング、オウンドメディア)←※2回目で詳しく説明します
メリット:費用は求人広告媒体の1/10と言われている。
デメリット:自社で情報発信ができないと運用できない。自助努力必須。
自社の強み、特色、プロフィールが弱いと競合に埋もれる。
有名なところでは、「indeed」。これも求人媒体だが従来のものとは性質が異なる。
5.リファラル(俗に「お友達採用」といわれる)
メリット:あくまで社員からの紹介なのでコストはほぼゼロ。
実情は、紹介した社員にはインセンティブとして1人当たり20万円くらいを支払っている。
信頼する社員からの紹介なので、応募者の身元は確かという安心感。応募者からのOKも出やすい。
デメリット:まとまった人数の採用、短期間での採用には適さない。
職種や業種による向き・不向きはある。
どのくらい費用と採用担当者の作業工数(これも人件費になる)をかけられるか、企業の規模によって予算感も違うので、一概にはどれが良いとは言えません。
1つ言えるのは、採用活動は1人採用するのに、ものすごく労力とお金がかかるということです。
2/3回目は、CMで見ない日はない「indeed」について書きます。
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