【備忘録】採用戦略1

7月からのメインの仕事は採用戦略を作ることで、まずは自社の募集要項見直し、新規に作成している。ターゲットを決め自社オリジナルの募集要項フォーマットを作成する。

今回のターゲットは20代の女性Webエンジニア。募集要項に「20代女性」と明記したら法律違反になるので載せないが、誰に向けての募集なのかを明確にする。20代の価値基準は少なくても私の時代とは全く違うことは、社内の20代女性社員全員にヒアリングして調査済みだ。彼女らの基準に合わなければ見向きもされない。では何が魅力か?何が刺さるのか?

「働き方重視」「プライベートの時間重視」「残業無し」「人間関係は可もなく不可もなく、必要以上に先輩社員から関わられないこと」「帰社日報告は一切ないこと」「時間ではなく仕事の質(成果)でお金がもらえる」「産休育休が取れて、復帰できる」「はじめから高い水準の給与」「昇給昇格制度」「福利厚生・社内制度の充実」

自社の魅力を並べたところで、たいして他社との差別化にはならない。大手企業もお金をかけて募集している。条件面では到底かなわないからだ。

【自社にしかない魅力】【働いて得られるもの】【求職者へのメッセージ】「○○○だから■■■できる」と根拠になる書き方であると説得力が出る。やはり一番は、現場で働く社員のことばで表現するのが良い。日本語の言い回しなどの表現は、ビジネスライクに若干変えてもOK。ただしアイデアをくれた本人の了承は取る。信頼関係を壊さないように丁寧に扱う。

エンジニアの世界は男社会だ。女性エンジニアは2割と言われている。女性でエンジニアになる子はさっぱりした性格の人が多いし、ロジカル思考で無駄が嫌いだか、内面はとても繊細だ。コミュニケーションに若干の苦手意識もある。(私から見たらそんなことは無くても)

ターゲットのことばを正しく理解すること。誰に対しても同じだがヒアリングでは相手の言葉を引き出す。「さっきの▲▲▲だけれど、それって○○○っていう意味?」と深堀してみると相手からもっと良いことばが出てきたりする。自分の思い込みで判断しないこと。教えてほしいと謙虚な姿勢で接すること。実際若い世代から学ぶことは多い。

社長に添削してもらいOKが出たら、自社の募集サイトを修正する。その後、募集媒体へ掲載する。今の時代、Webを使っての採用活動は必須。無料のサービスも探せばある。※詳細は次回に記す。














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