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超会議は行かないが。

思い出

昨日ニュースで少しだけ幕張メッセが映り建物を取り囲む長い列。
ああ、私も2019年まではそうやって歩いたっけ。
行った人ならわかるが入場ゲートを通ると建物内に入るまで
メッセを一周するんです。

開門まで若い人達の大行列に並び、
開門後も1時間くらい経過してやっと建物内へ。
入るといろんなカルチャーが目に飛び込んできて雰囲気に高揚。
人の流れに流されながらやっと「超踊ってみた」に到着。

そこで事前に公開されたレジェンド踊り手の振付を合わせたオフ曲を
全国の踊り手たちと合わせたり、ステージのレジェンドたちを
生で観れる感激しながら神曲1時間ノンストップでぶっ通しダンス。
本当に楽しくて終わりを惜しむくらいだった。

前準備~当日も楽しい

ニコニコ超会議を本番として、それまでの過程も楽しい。
年明けに公式サイト公開され、真っ先に超踊ってみたを確認。
3月下旬ごろ課題曲が発表されレジェンドたちによる
踊ってみたお手本動画が公開される。
それが1曲の時もあれば、2013年では8曲だった。

そこからは必至になり振り覚えと踊りこみ。
ほぼ毎日仕事が終わってから練習していた。
練習して覚えた分だけ本番楽しめる。
日々疲れも溜まってくるがそれもまた自分の労。

チケットを購入、夜行バス予約し「よし行くぞ」と決起。
前夜、帰りの着替えもバッグに詰め込み夜行バスに乗る。
自分は超会議に行くんだ、この中で超会議に行く人いるのかな
などとうれしさ胸にゆっくり眠りへ。

東京に着くや田舎者の私は東京の大きさに圧倒。やっぱすごい。
新橋のスパで体を洗って身を清め朝食を取り再出発。
東京駅の離れた京葉線まで歩く。
ここでだいたいディズニー行きか超会議行きか集まってくる。
京浜幕張でそれらしいサブカルグッズに身を包んだ
若者たちと下車しぞわーと会場まで歩きとおす。うれしい。

2019を最後、2023に卒業

2020以降コロナ自粛でやめたわけではない。
2019で最後にしようと決めていた。
若者たちに交じって、大して踊れない自分って合わない?
なにかその場にいるのがいいのだろうか?
よくわからないが場違い肌違いを感じてやめようと思った。

2020,2021はオンライン開催でオフ曲投稿した。
2022この年踊ってみた歴10年を迎えた。
57歳、体力も楽しみたいワクワクも下がっていた。
「神のまにまに」が最後のオフ曲になった。
他に個人で渾身の3作を上げた。

私は毎年4,5作くらい目標立ててニコニコ動画投稿。
人間、体力低下だけならなんとか持てるが、
気力もなくなると、もうどうにもならない。
2023の春、最後の誕生日作を上げてニコニコを卒業。

踊ってみたを振り返って

はじまりは何といっても「ハッピーシンセサイザー」
踊り手ならだれでも踊れる定番中の定番。
これを上げて踊り手に仲間入り。

それからは、レジェンドさんが振り付けた気に入った演目や
人気あがりの演目に「これ踊ってみたい!」気持ちが出る。
自分も必至なって覚えて完成度上げて投稿。
そんなカルチャーにいられる自分が楽しいですね。

ニコニコ独特のリアルタイムコメントついたり
フォロアさんができるとうれしいし、常連バッヂもうれしい。

今度はこれやってみよう、この衣装でやろう、
誰も振り付けてない好きな曲を自分で振り付けてみよう
自分がプロデューサーや振付師、
ダンストレーナーやマネージャーになったり
自分でつくりこんでゆく戦略まで楽しい。

他のフォローさんの投稿あがると今度は自分の番などと
ちょっとライバル燃やしたり。
10年間やってきて人生の糧にもなった。
褒めたいと思っています。

もうフル楽曲で覚えたりは気力がついてこなくて無理。
今の時代もあって、できて短時間投稿かな。
これからも「ニコニコ動画の踊ってみた出身」という
プライドを持ってダンスライフをエンジョイしたいです。



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