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「利便性」というキラーウェポン
「利便性」とは
顧客満足度を上昇させるだけでなく
サービス自体の付加価値を創出する概念である。
少し難しい冒頭を挟みましたが
今回は「利便性」という概念を活用し
サービスの売上を上昇させる方法をお伝えします。
「価値の高い商品は売れる」
なんて言葉はもう聞き飽きたでしょう。
価値が高いと言っても
どうやって価値を上げるのか
どうやって価値を感じてもらうのか など
考えることは非常に多く見えます。
ですが、
ビジネスとはもっとシンプルであり
考える時間を作ることよりも
生み出す時間を増やすことに注力すべきです。
小難しい内容で躓き
手が止まって停滞してしまうと
ビジネスの動脈硬化が始まるので。
とは言っても
同じ市場の競合他社に勝つ為には
価値の高い商品を生み出す必要があります。
そんな問題点をスピーディに解消し
売上を上昇させる方法をお伝えします。
「利便性」が重要な理由
そもそも「利便性」とは
サービス利用者にとって便利であることであり、
ビジネスにおいて非常に重要なポイントとなります。
近年注目を集めている生成AIも
サービス自体が便利であるが故に
色々な人が活用しているのです。
例として
クリエイティブな部分を得意とする
MidjourneyやNoLangなどのサービスでは
素人でも画像や動画を作ることが出来ます。
画像を作ることや
動画を作ることが苦手な人だけでなく
もはや作ったことのない人でさえも
イメージを具現化することが出来るのです。
アプリやソフトをインストールする事なく
端末1つで作品を作り上げることが可能なので
「利便性が非常に高い」と言えるでしょう。
一定の質は必要ですが
質だけ高くても意味はありません。
クオリティの高いAIだとしても
生成までに莫大なコストを要する場合
ユーザーは定着しないのです。
サービスが有料だった場合
ユーザーが定着するまでのハードルが高いと
最終的に決済する人数が減少します。
また、クオリティが高かったとしても
生成過程の中で、入力作業や調整作業が多く
労働コストが高い場合は「面倒くさい」と思われ
最終的に活用するユーザーは減少します。
以上のことからも
不便なサービスは
如何に質が高くても大きく売れない
という結論が導き出されます。
コンテンツビジネスの場合
ユーザーのリテラシーにおける振り幅が大きく
このような現象が素直に売上に影響します。
つまり
レッドオーシャンだとしても
「利便性」1つで勝てる可能性がある
という事です。
とは言っても抽象度が高いと
モデルケースとして参考にならないので
ここからは実態ベースで説明します。
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